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それはそう思われる

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このnoteのメインコンテンツ。私、川﨑常喜の思い懐いたことについてつらつらと。
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2019年9月の記事一覧

やがてくる死のためにどう生きるかについて思われる

 魂というものの存在を信じている。無論その実体をみたことがないので、確信ではないけれども。信じることと確信することは、また違うと思われる。  信じるというのは確信と違って、そうではない可能性はあるけれども、そうなる可能性はあると考えることと僕のなかでは理解している。死後の世界を信じることは、この現世をどう生きるかということにも関係してくる。  死後の世界があるから、きっとあのヒトはあの世から見守っていてくれる。そして自分が死んで再会できたときに恥ずかしくないように、いまを

孤独と老いというものについて思われる

 ニンゲンは老いてゆき、そして二度と若いころに戻ることはない。肉体も脳が司る精神というものも。脳そのものが老い衰えるのだ。その結果が死というものである。  去年、40半ばにして独り身となってしまった。相手がまだ存命で子どもがいたなら、一縷の望みというのもあるのだが、どちらもないので、この現世においては困ったことになっている。  こうなると、ではどう孤独とともに生きていくかということになってくる。他のヒトを見つけてという選択肢もあるのだが、過度な期待みたいなものはしないよう