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失恋

はじめまして。ただの大学生です。つい先日、彼女にお別れを告げられました。2ヶ月ほどしかお付き合いしておりませんでしたが、僕は非常に恋愛体質なため、首っ丈でありまして、、、。振られた時の悲壮感と言ったらこの上ないものでした。今も、こんなことを書いているくらいですので、お分かりいただけると思いますが、未練タラタラです。今日はこのことについて、大変恐縮ですが、思ったことを書いていきます。


今までも、何度かお付き合いしている方に振られた経験はあります。その際も、毎度毎度今回のようにとても悲しく、「もう二度と恋愛なんてするか!」と思ってきました。しかし、恋愛とはわからないもので(くさい台詞だなぁ)、新たな人と出会ってしまうと、まるで今までの悲しみはなかったかのように、のめり込んでしまいます。なんてったって、僕は並大抵の年頃の男の子ではございません。とんでもない恋愛体質なのです。おそらくこの世に、「愛は盲目。」という言葉がこれほど似合う若造は、僕以外にはいないんじゃないかと思うほどです。好きな人は、僕にとってまさに精神安定剤であり、この世の全てとなってしまいます。しばしば男友達と遊んでいても、彼女のことを考えてばかりいて、友達の名前を彼女の名前と間違えて呼んでしまうこともあります。


そんな僕が、彼女に振られると、まさにこの世の終わりのような気持ちが込み上げてくるのです。あれ?なんか文章おかしい気がします。まぁいいか。そして、今回は今までの失恋の中で、トップレベルに傷ついたかもしれません。彼女に別れたい理由を聞いたところ、「もともと好きじゃなかった。」「LINEとか、会う事がストレス。」と言われてしまったのです。前述したように、僕にとって彼女は精神安定剤でもありました。しかし、彼女にとってはむしろ僕がストレッサーだったとは、、、。この言葉を聞いて、号泣してしまいました。伝えたかった言葉も、嗚咽によって喋ることができません。頭は真っ白。フードコートの隅で泣いている僕は実に哀れだったことでしょう。僕は、自分が一方的に好きだった人と、まるで両思いかのように錯覚して過ごしていたのかと思うとほんとに情けなく感じます。彼女の気持ちに気づかず、自分の愛情をぶつけてばかりいました。彼女は、果たして僕の前で心から笑った事があったのでしょうか。今となっては、確認のしようがありません。

 僕は、失恋するたびにこう思います。「すぐに別れることがわかっていたら、友達のままでよかったのにな。」と。一度付き合ってしまうと、別れた後に付き合う前の関係へ戻ることはとても難しいのです。僕は別れてからも友達として、片想いとして、一緒に遊んだりしたい人間であります。ですが、相手からしたら、振った人なんて好きでもないわけで、当然会いたくもないのです。であるならば、いっそのこと付き合わず、両思いのまま友達として過ごしたいと思ってしまいます。

 しかしながら、ここで間違わないでいただきたいのが、「付き合う直前が結局一番幸せだよねー。」と思っているわけではないということです。この言葉はしばしば友達などから聞くものですが、僕はあくまで付き合っていた時間の方が幸せだと感じています。なんせ僕は、とんでもない恋愛体質ですので、付き合ってしまうとその日から次第に好きという感情が、なんと!大きくなってしまうのです笑。宇宙が今なお膨張していると言われるように、膨らんでいくのです。でも、なぜ僕はこんな恋愛体質なのか、未だに答えは掴めていません(宇宙でいう暗黒物質的な存在)。

 また、僕は自他共に認める「一途」でありますが、これは必ずしもいい事だとは限らないということを知ってください。当然、自身の交際相手が一途であってくれれば、ずっと幸せですし、浮気もなく、もちろん良いことでしょう。しかし、自分自身が「一途」であるというのは、これすなわち、振られた後でも悲しみにいつまでも浸ってしまうということを表します。事実、僕は今でも振られた彼女のことが好きであります。でも、もう付き合える可能性はありません。ミッションインポッシブルです。


 というわけで、思ったことはここまでとさせていただきます。ほとんどの人々にはどうでも良いお話だとは思いますが、許してください。

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