見出し画像

#32 アイディアを共有する価値〜援助技術編〜


こんばんは!

今日は昨日からの宣言どおり、「アイディアを共有する価値」について書きます。

私たちが日々出会うお母さん1人1人全く背景も今、困っていることも異なります。

そのため、想像力をはたらかせた新しい試みがおいそれと求められたりします。

個人で発揮されるアイディアももちろんありますが…

チームや多くの人の頭やココロの間でやり取りされるアイディアは、より幅が広がり、気づきがあるなぁと感じています。

例えば…最近実感したエピソードは、

共依存の母子の事例。
互いの不安・緊張から離れられないことで
お母さんは、必要な通院ができていないことが判明しました。

どうしたら必要な通院ができるのか…と、考える。考える。

・こども自身が見通しと予定がわかるようにカレンダーに印をつけ見える場所に貼る。

・通院の日にお迎えに行き一緒に行く。

ぐるぐる考えていたわたしたち。
区役所のケースワーカーさんより、「お留守番ができるかを聞きましょう」との一言でハッとしました。

すさまじい不安緊張の強さに引っ張られ、できない前提でアイディアを出していたのです。
できないと言われたら、また考えればいいのですよね。

結局…
お留守番はできないと。
ただ、お留守番するぐらいなら支援級に行くと学校に行きました。
お母さんの通院の重要性がちゃんと伝わっていたのです。

アイディアが日々共有できる心理的な安全性の高い環境づくり、関係性づくりが大事だなぁとひしひしと感じています。

明日は、アオキさんです!
お楽しみにー。

BY.スグロ