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#64 Omoshiro秘密基地vol.4

こんばんは!

今日は、昨日のOmoshiro秘密基地イベントでのこどもたちとのワークについて書きたいと思います。

遡ること…

先月のイベントにて、こどもたちにこの居場所でやりたいこと、その理由を聞きました。

ある小学5年の男の子より、
「秘密基地を作りたい」との言葉あり。

理由は、今まで一緒にゲームしたりできていたお兄ちゃんが反抗期になり、遊ぶ時間がなくなり…そんな場所がほしいなぁと思ったとのこと。


こどもたちから出た願いや希望を実現できる方法をまずは考えよう!とのことで…

7月、8月と2ヶ月にわたる
「秘密基地づくりをしよう!」の企画が立ち上がり、7月は秘密基地を作るためにのアイディア出しをすることにしました。


ここからが、本題です。

アイディア出しをする方法として、アイディアの整理や拡大、思考を深めることに有効なマンダラートを活用することにしました。

さらには…アイディア出すためのヒントも…提示。

①どんな時に使いたいかな?
②どんな形や色をしているかな?
③秘密基地に入るとどんな気持ちになるかな?
④誰と一緒に入りたいかな?誰に見せたいかな?
⑤秘密基地に入る前と後。気持ちはどうなるかな?

*0→1は難しくても、1→10は想像や連想がしやすくなります。


実際にこどもたちが作成したマンダラートです。

・個室がある。
・1人で入る。
・誰でも入れる場所ではない。

当初想定は…
みんなで作る、みんなの秘密基地になるのかなぁと思っていましたが…

「みんな」という言葉はそこにはありませんでした。


ふと…思ったのです。

まだ、こども同士、こどもと大人たちのつながりづくりができてないなぁ。

たとえみんなで決めても…本当にこどもたちの全員の考えが反映されるものにはならないかもなぁ。

「わたしは…」「ぼくは…」の視点。自分が考えることは大事にしたいなぁ。


そう、思ったのです。
なので、大人が想像する秘密基地はポーンと手放しました。


◾️小さくて持ち歩けるものがいい
(好きな言葉をいれる、綺麗な石をいれるという 話しが出ていました)

◾️今ある自分の家の中で、秘密基地を探す
(お風呂場やタンスの中という話が出ていました)

それがあると、それを見ると…

「無敵になる!」
「安心できる!」

あはは。
いいじゃーんと、なったわけです。
やろーーー!と、なるわけです。

8月は、わたしの、ぼくの秘密基地(お守り)づくりをします!!

きっとさまざまな形や色や中身の基地ができるんだろうなぁ…と、楽しみすぎます。

B Y.スグロ