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「機会費用」つづき

前回機会費用がどうたらって書いたけどあれ間違ってたかも!

「機会費用」と「サンクコスト」は違う!

これを混同してしまっていたかもしれない。

改めて、

● 機会費用・・・他の選択肢を採っていたら得られたであろう利益。
(ex  高卒で進学しないで働いてたとしたら今〇〇万くらいは稼いでただろうなあ)

● サンクコスト・・・今からはもう回収できないコスト。回収できないコストに捉われて「もったいない」ってなるのは合理的じゃない。
(ex  映画料金○○円分はもう支払っちゃったから面白くないけど最後まで見よう)


私の考えの「大企業入らないともったいないって思っちゃう」ってのは、
サンクコストの方っぽい。

大学合格までに費やした時間と労力は今更回収できないのに、それに捉われてたっぽい。

「機会費用」に改めて立ち返るとまた違う発見が得られた。

「大企業に入る選択をとった時の機会費用」 よりも 「大企業に入らない選択をとった時の機会費用」 のほうが大きくなることだってある。

例えば、休みが欲しかったり趣味を重視したいって考えてる人なら、大企業入った時の方が損した気分になる。

機会費用は、両側面から見れる概念だってことを完全に見落としてた。。。

そしてこれはつまり、そもそも私の考え方が大企業信仰にむしばまれていたってことにもなりかねない。
こわい。

この幻想から抜け出すには、自分の幸せを他律的でなく、自律的に考えられるようになると良い、

大企業=良 という世間の基準と、自分が大切にする基準はちゃんと峻別しないと幸せになれにくい。

と、機会費用を教えてくださった教授が教えてくれた。


なるほど確かに。
この2年半の大学生活で一番学びを得た感ある。

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