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瀬戸弘司さんを応援している、という話。

私は、「クセ」のある人がスキだ。

単なる「クセが強ければ良い」というわけではなく。

「個性やスキなものを追求した結果、一つの業績を成し遂げた人」「自分は自分ですけど」という感じの人がスキ。

例えば、YouTuberの瀬戸弘司さんや、サカナくん、カズレーザーさんなどが、私のスキな「クセの強い人」になる。


で、今回は、瀬戸弘司さんの話をしたいと思う。

彼は有名なYouTuber。

彼は多才で、キャラクターも面白く、そして動画編集のこだわりがすごい。

カメラ、撮影機材、音楽機材などニッチなところに造詣が深いが、その一方でコンビニのパンをレビューするなど、多岐にわたる。

音楽も上手で、さらっと、ギター、ベース、ウクレレやリズム機械を使うなど、本当に多才な人だなと思う。

また、動画を面白くしようと、テンション上げ上げで動画を撮影し、こだわりの動画編集で人気である。

私も仕事で動画編集を多少するからわかるが、あれだけの動画編集をするにはかなり大変だ。おそらく、企画、撮影、動画編集、アップロードを全て一人でやっているんではないかと、推測している。


で、最近、彼の動画が話題である。

簡単にいうと、「オレ、このままでいいのかな?」という内容である。

勝手ながら、私と似ているなあと以前から思っていたし、この気持ちが少し分かる。

多才ゆえに、「無双の武器がない(小さい武器はたくさん持っている)」というジレンマ。

完璧を求めるがあまり、人に任せることができない。(人に甘えれることができない)

自分がきついと分かっているのに、「もっともっと」深く掘り下げる。(動画編集へのこだわりなど)

「やりたいこと」と「求められること」のズレ。

一生懸命やってきたのに、振り返ると、「あれ?これでいいんだっけ?」と、ある日原点に帰ってきてしまうのだ。

それは定期的にくるから、たまに長期間(半年くらい)動画を更新をやめることもあった。

なので、ファンは毎日動画を上げる日が続くと「瀬戸さん、ペースを落として動画配信してください」とヒヤヒヤしていたりする。

私もそういうところがあって(私は多才というよりも、色々かじってすぐ飽きるタイプ)、いつも自分の理想との葛藤を続けている。


今回、瀬戸弘司さんはVlogという形の動画配信に変更したのだけれども、楽しそうだ。

これまでの「舞台用の顔」は封印され、彼の等身大の姿が見られて、凝った編集もなく、「すっきりした動画」になっているし、ファンとしては安心してみていられる。

でも、「動画編集がすぐ終わるようになったから、あいた時間で何したら良いかわからない」という発言もしていた。😂

そうなの。何もしても、理想を求めるし、悩みが出てきてしまうのだ。

私もそのタイプで、何をしても最終的に「これでOK!完璧!終わり!」という感覚があまりない。

こっちが良いだろうと思ってやっていると、そのためにできた歪みが気になり始めて、それを修正したらまた歪みが出て、、という無限ループに陥る。

少なからず瀬戸弘司さんの気持ちが分かるのだ。

瀬戸弘司さんが、今回新しいステージに入ったこと、その悩みを世間に公開したこと、男泣きをしたところ。

ファンとしては、嬉しかったし、そんなに凝った動画でなくても、瀬戸弘司は瀬戸弘司だし、これまで培ってきた瀬戸弘司ブランドで、堂々とスキなことをしてもらいたいなと思う。

スキなことをしている姿が一番美しいから。

瀬戸弘司さん!応援しています!😊😊

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