【対談】上っ面のところじゃなくて、「えぐり出す」ような感じがほしかったんです! 〜税理士法人上坂会計グループ代表 上坂朋宏 様
株式会社オモシロホンポでは、日本全国の中小企業の広告制作やコンサルティングを行なっています。今回は福井県越前市に本社をおく、税理士法人 上坂会計グループの上坂朋宏代表にお聞きしました。
■ 上っ面のところじゃなくて、「えぐり出す」ような感じ
ーーオモシロホンポと関わってみて、日頃どう感じていますか?
上坂朋宏 代表(以下、敬称略):
川上さんには2016年1月からコロナ禍前まで、私たちの福井事務所に毎月来てもらっていました。ずっと、チラシやパンフレットを「深く入った所」で作って欲しいという想いがあったんですが、そういったことをしてくれる人が、うちの社内や福井県内とか自分の周りにいないなと思っていました。
ずっと感じていた「深く関わってほしい」という想いを満たしてくれるなって思ったのが、オモシロホンポの川上さんでした。
ある時、川上さんと話をしていると「上っ面のところじゃなくて、そこをえぐり出す」という感じをすごく受けたのです。それがきっかけで、自分の想いを満たしてくれるなって思ったので、川上さんに関わってもらうことにしました。
チラシやパンフレットとか見た目がきれいなものが出来るのは、もちろん大事なことだと思うんです。でも、やはり思いが入ってないと、きれいでもなんか満足いかなくて・・。自分のほしいものに当たったっていうのが、オモシロホンポさんであり、川上さんだったと今は感じています。
ーーオモシロホンポで制作したものと、それまでの制作物との違いはありますか?
上坂:
出すものが変わったからといって、急にお客さんが増えるとか思っていないんです。でも、オモシロホンポさんで作ったものは、自信を持って出せると感じています。
自分が自信を持って出せるか、なんとなく作ったものを出してるかは大きな違いがあります。自分自身にフラストレーションがたまらないんです。
自信を持って出してそれで結果がでなかったとしても、それでいいって思ってます。次にバージョンアップすればいいと思っているので。まぁ、結果はちゃんと出てますけどね!
■ 「ドンピシャだった!」鳥瞰塾のパンフレット
ーーオモシロホンポで制作したもので、特に印象に残っているものを教えてください。
上坂:
オモシロホンポさんには、新卒採用パンフレット、鳥瞰塾パンフレット、セミナーチラシ、相続ニュースレターを作ってもらいました。新卒採用パンフレットは、非常に採用活動がしやすかったです。
でも、やっぱり一番は『鳥瞰塾のパンフレット』ですね。ドンピシャって感じでした。
ーー鳥瞰塾のパンフレット、どこらへんが「ドンピシャ」だったのでしょうか?
上坂:
瞬間的に思ったんです。
私たちは鳥瞰塾という全10回の講座を始める前に、「鳥瞰塾ゼロ」というセミナーを行って、そこで鳥瞰塾の全体像を紹介します。パンフレットを作る以前は、パワーポイントを使って項目を説明していくだけでした。パワーポイントを見ながら、自分の頭の中で言いたいことを考えて言ってました。
オモシロホンポさんで作ったパンフレットを初めて使った時、そこに書いてあることを全部説明したんです。使いながら初めて気づいたのですが、書いてあることが自分の言いたい事になっていたのです。
これは、ものすごくやりやすかったですね。
ーー例えば、パンフレットを使って説明しながら、自分もノッてきてという感じですか?
上坂:
そういう感じ!
自然にノッている自分がいて、話してて疲れませんでした。そういう所がドンピシャだと感じました。
ーーパンフレットを使って説明を受けているお客さんの反応はどんな様子でしたか?
上坂:
反応はすごく良かったです。
パンフレットがなかった時は、パワーポイントを使って口頭で説明するだけでした。でも、パンフレットがあると、自分の想いとか深い所が伝わっている感じがしました。
お客さんも後からパンフレットを見れば、読み返して復習ができますよね。そして、鳥瞰塾を学んだ人も、このパンフレットをあらためて見たら「こういうことだったんだな」ってもっと分かると思います。
じつはこのパンフレット、自分の机の左上の引き出しにいつも入ってるんです。何度も読み返したくなりますね。
■ 「私の言いたいことをチラシやパンフレットに具現化してくれる」
ーーこれからオモシロホンポに期待することとか、こういう風に関わってほしいという希望はありますか?
上坂:
基本的に今のままで良いと思ってます。川上さんと話してると、私は自分の言いたいことが言えるんです。結構誰にでも言えるんですけどね(笑)。
でも、なにが違うかって言うと、川上さんは私の言いたいことをチラシやパンフレットとかに具現化するんです。それに、作る過程で川上さんと話していると、私が潜在的に思っていることを顕在化していけるんです。話し終わると、不思議と満たされた感じがするんですよ。
あの人、人間をよく見てると思います。デザインや文章の技術はもちろんあると思いますが、その魅力よりも、目の前の人を良く見ていて「この人はこういうことをしたいんだな」とか「こういうのを出すと喜ぶだろうな」というのをきちっと分かっている感じですね。それを自然とやっている所が、私は心地よいと思います。
だから、もっと関わってほしいと思ったし、実際に関わってみるとそうだったので、満足感はとてもあります。
ーー社内全体の変化などはありましたか?
上坂:
広告や告知の考え方がいい加減ではなくなってます。
本人たちはその自覚はなかったと思いますが、私から見ていると、川上さんが関わる前は「チラシはただ作ればいい」って感じでした。
川上さんにチラシやニュースレターを作ってもらうようになって、例えば「なぜそのセミナーを開催するのか?」「どんなお客さんに来て欲しいのか?」「どういう想いでやっているのか?」といった質問をされるのですが、いい加減な考えだとそれに答えられないんですよね。
広告や告知は、まずそこが大切ですよね。いろいろ質問されて答えられなかったり、目的がしっかりしてなかったことが表面化されて、自分たちも気づくことがあったのだと思います。何か出す時に、考えて出すように少しずつ変わってきたと思うし、これからもっと変わってくると思います。
川上さんとか外部の人から言われることって、素直に聞きますからね。私が日頃言ってることと同じだよなって思うんだけどね(笑)
ーーオモシロホンポが関わることで、社内に良い科学反応が起きているのですね?
上坂:
そうですね。そういう意味で、私も変わってきてるかもしれません。自分では気づいてないこともあるかもしれないですけど。きっと、あると思います!
ーー本日はありがとうございました!
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