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ひとめぼれ

ピンときたこれええやんかひとめぼれ理由は後付け冷めないうちに

今、フィルムカメラが人気で、その流れに乗ってぼくも興味津々。だって、撮ってみて、いいなと思ったから。

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最近たまたま見つけたカメラ。
わあ、いいなあと思ってしまって、欲しくなった。
見た目がね、めちゃ好みなんですよ。カメラって感じで。

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コンパクトではなく、重いんだけど、この、金属製ってのが、たまらんのです。レンジファインダーのフィルムカメラ、かっちょええやん。

自分より年上のカメラ。半世紀以上前のやつ。
KONICA auto S2 の、ELになる前の。ELってのはフィルムの装填がしやすくなったタイプで、それだとカメラの正面にELの表記が付いてしまう。
見た目にはこっちがスッキリしてていい。

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auto S2っていうくらいだから、auto Sというモデルがあったようだけど、それは露出計の受光窓が違う位置にあって、それにキャップがついてるタイプ。だからレンズの真上にあるS2のほうがいい。
このシリーズは世界初のCdS受光素子搭載とかもあるらしいけど、そのあたりはよくわからんし興味もないのでふーん、という感じ。
ただほんとに見た目に惹かれたわけ。一目惚れ。

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ヤフオクでたまたま見つけたんだけど、届いたカメラは露出計が働かないだけじやなく、ファインダーに問題あって、二重像が見えない。
このカメラはシャッター優先のカメラで、シャッタースピード決めといて、露出計が働いて絞りがオートで変わるってやつ。
露出計が動作しなくなってるのは仕方ないとして、距離もあかんとなると、写ルンですみたいにF10くらいにして距離だいたいでいくしかないのか、ってなった。
それでも距離目測で24枚撮ってみた。現像はお店やってないからお預け。

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KONICA のロゴが削り出し?で色づけなしなのがステキ。そしてフォントがレトロでたまらん。
せっかくやから二重像見えるのが欲しくなってしまったのである。
そもそも2000円ほど。ジャンクなので完全可動品ってのは期待しないほうがいい。だからといって、自分でレストアできるわけでもないから、部品交換ってわけにもいかないんだけど、とりあえずファインダーがいけそうなのを探した。

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二重像見えるけど、絞り羽がF16あたりで固まってる個体が届いた。露出計も反応するのに、残念。
よし、もう一個と再トライしてみたら、今度はシャッタースピードがうまく変わらない。そして触ってるうちに壊れてしまって動かなくなった。

あきらめつかず、これで最後、と購入したのが当たりだった。

露出計は動かないけど、それ以外はOK。二重像も見えるし、絞り羽スムーズで、シャッタースピードもたぶん生きてる。

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それで、もう1本、24枚撮った。
でも、それを現像に出せるのは店が開いてから。
緊急事態宣言が解除される予定の6月1日以降。

早く解除になるとこ多いけど、兵庫なのです。

なので、45mmF1.8のHEXANONの写りはもうちょっと先。
お楽しみは、焦らされたほうがね、、いいんよね。。

ほんま、かっこええと思いますよ、コレ。ひとめぼれ。

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