評価よりも大事なもの~そして僕からのプレゼント~
評価の時期。多くの知らせを聞く。
ボーナスの評価、スポーツ界は契約更新のお知らせなど、良いニュースもあれば、悪いニュースもある。
その評価に対してこんなネガティブな言葉をよく聞かないだろうか。
「あんなに頑張ったのに」、「不公平」、「上司は何も見ていない」など不公平な基準に嘆く人たちを。
僕は昔からよく聞いていて、ずっと付き合ってきた。
幼少期からサッカーをしていて、そこにはもちろんメンバー選考があって
希望が叶わない選手が一定数いるのが事実で監督が選ぶ基準が様々であるからだ。
ピッチ外で貢献できる選手やラスト5分のパワープレーを期待できる選手など選考基準は人の数だけある。
つまり、僕の答えは不公平は生まれやすい。
でもこの不公平は人を不幸にする可能性が高い。
だって、努力しなかった自分を見ずに、他人のせいにする。
そして評価に執着し、本来の目的を見失ってしまうからだ。
人なんて元々不平等なんだから不公平に感じてしまうのはすごくもったいないと思う。
例)外見、運動能力、家庭環境など
もう不平等を受け入れてしまった上で、自分自身の持つ公平な自分(基準)と勝負してどうだったかの方が重要なのではないか。
※差別は絶対に許してはならず、受け入れてもいけないが
自分が世の中に期待するのではなく、自分が世の中に期待されている
僕の好きな言葉の1つであるサッカーチームが使っていた
「この状況を問うのではなく、この状況に自分自身が問われている」
つまり、この状況に対して何か文句を言うのではなく、この状況でも自分の信念に対してどうあるべきか。成し遂げたいことに対して今どうあるべきか考えるべきであるということだ。
もっと努力し、工夫できたことはないか。次はどのようにしたら上手くいくだろう、などと考えられたら後は行動するだけだ。
でも
僕はもっと大事にしてほしいものがある。
それは
今のあなたを作っているのは紛れもなく周りにいる支えてくれた人たちであることだ。
今、あなたが評価してもらえるのは、周りにいる人が協力し、プロジェクトを実行し、例えばそれを店舗で提供してくれている人がいる。
友人が、恋人が、両親が相談に乗り、励まし、支え合ってきたからこそ、あなたは今ここで生きていられる。
どんな小さな事象もあなただけのおかげでもなければ、誰かだけのおかげでもない。
あなたのおかげでもあるし、誰かのおかげでもあるのだ。
僕の大好きな言葉の1つに「GIVE&TAKE」がある。
誰かの役に立っていれば、必ず誰かはあなたに与えてくれているというやつだ。
あなたは間違いなく、誰かに何かを与えている存在である。
それを信じれないという人はおそらく価値観があっていなくて、伝わっていないだけ。
例えば、電車で席を譲ったら逆に(年寄りと思われたくなくて)怒られたみたいな、優しさが届かなかったとかね。
たくさん何かを与えてもらったら、それ以上のものを誰かに与えて欲しい。
もし
あなたが1つももらっていないのなら、この僕からの記事があなたへのプレゼントです。
みんながみんなを支え合えるような世の中になれることを願って。
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