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ヒューマンライブラリーとは


区のボランティアページを見ていたら

ヒューマンライブラリーというイベントを見つけた。


ヒューマンライブラリーは、

デンマークで始まった催し。

ひとりの人が「本」役になって自分の人生の経験を話す。

そしてほかの人が「読者」役になって話に耳を傾ける。

というイベント。


なんとなく対話カフェと似てるけど

対話カフェとヒューマンライブラリーの違いは

対話カフェはみんなが話し役であり聞き役でもあるのに対して

ヒューマンライブラリーはひとりだけが話し役で

あとの人は聴き役だってこと。(質問はもちろんok)


ひとりだけが話してそれをほかの人が聞くってなると

講演会みたいだけど

講演会とヒューマンライブラリーの違いは

講演会はたくさんのオーディエンスの前で話すのに対して

ヒューマンライブラリーは1つのグループは多くても5名程度の少人数だってこと。


私が興味を持ったのは

この少人数っていうポイントだった。

少人数だから、

肩肘張らずに気楽なお茶会のような雰囲気で対話できる。

少人数だから、

人と人とのキョリが近くなり

いろんな質問ができる。

深く知ることができる。


興味を持ったから、説明会に行ってみた。


その日は参加者がわたししかいない日だったので

ゆったりといろんな話をしてもらえた。


ヒューマンライブラリーで「本」役をする人は

マイノリティの人たちが多い。

それは、ヒューマンライブラリーの効果に

偏見や差別の低減があるから。

だから世間で誤解を抱かれやすい人が「本」役をすることが多い。

LGBTQの人たちや、各種依存症の人たち、移民や他文化の人たちなど。

だけどもちろん、だれだって人生の中に「経験」があるから、だれでも「本」役をすることができる。


「本」役になった人は、

生きづらさも含めた自分の内面を開示する。

そうして本の「中身」を知っていくうちに

いままで抱いていた誤解や固定概念が溶けていく〜

というかんじ。


話をしてる中で、

どうしてこの催しに興味を持ったのか聞いてもらえて

少し自分の生きづらさの話をした。

そうして最後に、

今度本役をやってみませんかと聞かれた。


自分の病気の経験を話すのはしばらくぶりだけど

この催し自体にとても興味があるから

やってみることにした。


少人数だしね。(ここがでかい)


私が話せる経験は、HSP気質から生じた二次障害の話かなぁと思う。やっぱりどうしても、それかな。


うつ病、摂食障害、躁うつ

境界性パーソナリティ障害

うつが治ってからも生きづらかった他者との違い

複雑性ptsd


久しぶりに自分の約30年間をふりかえる機会になっている。

30歳の誕生日を迎えるこのタイミングで、自分の経験について話す機会をもらえたのは、いいことなんじゃないかなと思う。


上がり症だから緊張するけど。

でも少人数だから(何度も言う)


開催はまだ先だけど、

なんとなく何を話すかまとめていこうと思う。

むりなく練習していけば

緊張も少ないと思うしね。


どう見られるかを気にして話すんじゃなく、そのままを話すようにしようね(はい😐)

今回は本役をやるけど、

そのあとも「読者」役で参加していきたいなって思う。


いま自分がやりたいことは、

「知ること」なんだと思う。中身を。



こないだ購入した本柄スカート。
これにネクタイ付きブラウスを合わせて
図書館司書コーディネートしたい。📚



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