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誠意とか全力とか、難しい

気付けば春がそこにある。

ちゃんと病院の外に出ている。家に帰ってもいるし軽くドライブに出たりもしている。でも、春が来たと実感する瞬間は少ない。時々、ふと気付いた時、季節の去り際に季節の移ろいを自覚する。

日々葛藤の連続だ。手を抜かず全力で向かっても、時として結果が付いてこない事はある。それは理解していても、やはり結果が出ない日々は辛い。自分より辛い当人を思うと、胸が詰まる。

サラリーマンとして間違っていても、僕が最後まで見切らなきゃならない人が時々は発生する。そんな時に忖度して筋を曲げなくて良いように、普段から丁寧且つ迅速にマネージメントしている。それでも時折発生するか全力で抱えなければならない症例に腐心している。多分、今が自分の正義を曲げなくて済むギリギリのところ、ここを超えたら流石に不協和音が鳴り響く。

医者としての全力とサラリーマンとしての良識との間で、今日も揺らされ朝になる。

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