読ませる文章を書く人
僕はnoteのおすすめに出てくる記事を上から順番に眺めて目についたものを読んでいるが、この人語彙力あるなとかタイトルのつけ方が上手いなと思うことがある。
また、そういったものとは別に、読ませる文章を書く人がいる。
僕は職業柄、専門書を読むことがある。オフの時間以外でよく目にするものだ。考え方や方針、その背景などが載っており、知らなかったことを知るとなるほどなと感じるものの、この文章読ませるなあとはならない。専門書に面白さは必要ないというのが一般常識ということだろう。読ませる専門書がもっとあってもいいと思う。
noteの記事でいうと企業や団体、けっこうな肩書がある個人などが発信している情報があるが、その内容は表向きに脚色されたものであり、生の文章とは違うと感じるものが多い。自分が求めているものとのズレが原因だということはもちろんある。こんなことを言うとお門違いだと怒られるかもしれないが、読ませる文章ではないし、面白さは感じない。(興味深いと思ったり何かためになると感じることはある。)
内容が興味深いと感じる文章と、読ませる文章は違うもののような気がしている。
僕は自他の感情の理解に乏しい傾向がある性格だと思っているが、肩書なんかとは無関係に、自分の飾らない気持ちや考えを表現している文章には、そういったものを突き破って、感情を揺さぶる何かを訴えかけてくる魅力がある。
人を惹きつける文章が書けるということは、情報が飛び交う世の中においてかなりの利点だと考える。
読ませる文章をもっと多く目にしたいと思う今日この頃である。
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