2021/12/15


昨日、Twitterでこんなのを書いた。
少し前までは真に孤独な人なんてのはこの世にいなくて、皆なんだかんだで心の支えとなる人がいるだろうと思っていた。しかしこの考え方は楽観的、恵まれた考え方でしかなくてほんとに孤独な人は確かにこの世に存在してるのかもしれない。それでも人は一人では生きていけないとは思うので、じゃあ真に孤独な人はどうやって生きているんだ。どうやって。一人で...

俺がこのような恵まれた考え方ができるのも今までの人生で親や友達と良い関係を築けてきたからではあるが、俺自身も孤独を感じる期間は確かにあった。孤独を感じたことがあるからこそ孤独じゃない状況が分かるというか、真に孤独な人は自分が孤独ということも分からないかもしれない。全ては主観の話ではあるのだが、「孤独を感じる」ということ自体が自分が真に孤独ではないということの証左なのだ。
世の中の多くの人は少なからず「自分は孤独だ」と感じたことがあるだろう。もはや人生における悩みごとの8割は人間関係に終始すると言っても過言ではない。俺の人生も生まれて25年間、人間関係に悩まされてきた人生であった。友人との関係の保ち方で悩み、学生時代はそもそも友人自体がいないことで悩んでいた。学生時代は友達に話しかける回数よりCoDで暴言チャットを送る回数の方が多かった気がする。今でこそ孤独であることをこういう風にブログに書けるまでになったが当時は孤独であることが恥ずかしくて孤独を隠すために更に孤独になるという負のスパイラルに陥っていた。それに反比例してCoDのスナイパーキルランキングはどんどん上昇していた。

学生時代から打って変わり俺はゲイの世界に入りいろんな人と知り合う中で今では孤独を感じる事がなくなった。今年の6月に彼氏と別れ同居していた家から出ていかなければならなくなった時も、それに合わせて俺が死ぬほど反省して後悔の中にあった時も、仕事が忙しくて病みそうになった時も、誰かが俺を心配して助けてくれた。そして色んな所で出来た友達が気づかぬうちに広がりいつの間にか友達が増えている。もう「俺は孤独だから...」と自嘲気味に笑いそれに酔うことは出来なくなっていた。CoDで画面の向こうにいる人を殺さなくてもよくなった。ようやく俺は真の孤独の輪郭を知ることが出来たのだ。


ここまで書いて思ったが、前回の日記との温度差が凄いな。急に感情を出してごめんなさい。びっくりした?普段は理性で文章を書くのですが(理性で書いて下ネタだらけですが)、時には感情を表に出して書くのも良いですね。ネガティブになった時に感情を書き出すと冷静になれると言うが、ポジティブは理性で制御してネガティブは感情に制御されるので偶の感情の吐き出しも必要なのかもしれない。俺に関わる人みんな上手く感情を制御しながら生きていってほしい。俺はこれからも人に感謝しながら勝手に生きていくのでみんなも俺の見えるとこで勝手に生きていってくれ。頼みます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?