2022/04/08

会社デスクの端っこがうららかな陽気に照らされて春のぬるさになっている。日の当たらない陰の部分はまだ冬の冷たさを保っているので三寒四温はまだ続いていく予感がした。デスクの端に置いてあるペン立てが少し暑そうに見えたので、スッと冬の陰にしまってやる。今日も仕事中にブログ書いてます。4月8日、今日はとても暖かい。

こうも暖かいと芝生の上に寝転がりながら本でも読みたいなと思ったりするが、実際芝生の上に転がったところでスマホをいじってしまうのは目に見えている。なんだかな、なんなんでしょうね。自分で言うのもなんだが俺は読書キャラみたいな感じを醸し出しているが、実際はそんなに読んでないです。インターネットを知らなかった中高生の頃はそれこそ貪り食うように本を読んでいたが、今は全然読んでない。そもそも本読むのって時間かかるし、YouTubeとかTikTokとかの音や光で取る情報に比べて活字の刺激ってのは弱い。単純な刺激の強弱だけの話ではあるのだが、そういう刺激の強いものを横に置いておいて活字を選べる人は偉い人だ。

娯楽ってのは現代人においては無くてはならない物だが、食・睡眠・性が一番強い刺激が存在する中で2番手くらいに映像とかSNSとかが現代娯楽の刺激ランキングに位置していると思う。
YouTubeはいつの間にか流れててつい見ちゃうし、SNSは承認欲求と誰かの悪口が無限に更新され、ゲームは音と光でテンション上がりまくり。ちょっと外に出れば美味しそうなグルメで溢れていて、ラブホはコロナ渦でも満員御礼。こんな手軽に気持ちよくなれる世界で敢えての活字を選ぶのがどれだけ難しいことか。

ただ活字が音と光のエンターテイメントより劣ってるって話でなく、本能に訴える刺激が少ないってだけだ。犬は匂いの強い方に動くし、虫は光の強いところに集まるのと同じで強い刺激はそれだけの掌握力がある。もちろん活字でしか得られない気持ちよさもあるし、今これを読んでいる人も正に活字好き。YouTubeのショート動画見るより時間かかるブログを見てくれてほんとにありがとうございます。最近は俺と同年代の若い人たちでもぽつぽつとブログ書く人も出てきてワクワクしている。これ何回も言ってますがみんなもブログ書いてみてほしい。もしかしたらSEXするより気持ちいいかもしれない。もし書いたら俺にこっそりと教えてほしい。

小説もそうだが、美術館も暖かくなると行きたくなる。行っても結局20分くらいで出てきてしまうのが常なのだが、あれもなんなんでしょうね。

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