2021.04.16

今日のお昼は唐揚げ定食。
会社のおじさん上司たちと一緒に昼食に行くと、お肉大好きです!いっぱい食べます!みたいな振る舞いをしてしまう時がある。何故かと言うとおじさん上司たちに気に入られようと”いっぱい食べる体育会系の若者”を演じている他ならないのだが、別に今更媚びる必要もないのにこの振る舞いが癖になっていてついやってしまう。今日も山盛りの唐揚げ定食を頼んだ。唐揚げが苦手というわけではないのだが(むしろ好き)、好きなものを聞かれたときにさらりとヨーグルトです(ほんとに好き)と答えられるようになれると嬉しい。自分が嬉しいだけなおで別にそんなに重要なことではないのだが。

重要じゃないことだがそれを敢えて選択したり楽しんだりする「人生の余裕」というのは案外大事なもので、前述のように自分の本当に好きな食べ物を何に気を遣うでもなくさらりと答えらえたり、少し面倒だが自分自身を豊かにすること(旅行に行くとか散歩をしてみるとか)は出来る限り行っていきましょうなんて事は世間的にもよく言われている。生きるための必要最低限をこなす日々では、やはり人間としての魅力が摩耗していくのだろう。これは最近の自分も本当によく感じていて、面倒だけど晴れの日は外出したり近くの公園を散歩してみたりするとなんだが心に余裕が生まれてきて生き方自体が少し上向きになる気がする。逆に少し前の外出をめんどくさがったり、信号渡るためだけに走りたくないな~とか言っていた自分はなんだか心も荒んでいたような気もしている。心の質感が使い古した雑巾みたいになっていくのを感じていた。
自分自身を豊かに、なんてなんだか胡散臭い文句だが、世間で”良い”とされていることは結構真理だったりするから侮れない。雑巾みたいにはなりたくないので、人生楽しみながら生きていくのがいいのかもしれない。

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