【育児日記】藁にだってすがりたくなる。


息子はすやすや中。さすがに確定申告に手を付けねば…と思いPCの電源を入れ、noteの下書きを開く。学生時代のテスト前みたいだなぁ。


最近図書館通いを再開した。妊娠中はなかなか余裕がなかった(なぜか読書モードにならなかった)けれど、息子のいる生活にも慣れ、リズムが整ってきたので少しずつ。自分の本と、息子用に絵本を選ぶのが楽しい。
読みたい本はいくらでもあるのだけれど、そうは言っても頭の中は育児メイン。育児書を読んでみようかと思い、有名なネントレ本を借りてみた。結果、育児書を読むのはやめようと思った。

性格上、良くも悪くも影響を受けやすい。正義感が強いというかバカ真面目というか、決めたことが守れないと苦しくなってしまうタイプ。「こう育てたいならこうする」という決めつけを自らインプットする必要はないな、と思った。(あとはありがたいことにネントレが必要ないくらい息子の生活リズムが整ってきているのもある)
もちろん悩んだり困ったりした時にはネットの情報なんかを頼りにもするけれど、あくまでも参考。息子は息子、いくら母親でも徹底的にコントロールなんてできないよね〜。


子育てにはたくさんの宗派があるなぁと、子どもを産んで気付く。(前置きとして、何かを信仰することを一概に悪いとは思っていない)

ある日、乳児湿疹が続くので皮膚科に行くと、隣に座っていた女性が息子の顔を見て「アトピーじゃないといいねぇ。アトピーは大変よ。私の隣の家の子もアトピーで、○○(隣県)まで水を汲みに行って、それでお風呂を沸かしているんだって。」と言った。
確かに息子がもしアトピーになって「ここの水が効きますよ」と言われたら、汲みに行ってしまうかもしれない。子どもの状態が良くなるためなら藁にもすがりたくなる、それが親なのだろう。
そして、そうやって何かを信じて拠り所にしたくなるくらい、育児とは責任が重いものなのだろう。(ちなみに息子がアトピーになる可能性、割と高め。その時はその時でしっかり向き合おうと思っている。)

息子の子育て、悩みがないと言ったら嘘になるけれど。のんびりマイペースに、息子のためを思いつつも思い詰め過ぎず、私は私らしい母親でありたいものだなぁ。


ということで、育児書を読まない代わりにいろんな人の生き方や人生の選択をふむふむ、とさせて頂こうかと思う。全然興味のなかったジャンルの本も読んでみたいな。図書館をうろうろしたら読みたい本がいくらでも見つかる、嗚呼恐ろしや読書モード。今年はとにかくインプットの年に。

息子は明日で4ヶ月、早いなぁ。やりたいこと、残したいことがいろいろ追いつかないものの、なんだかんだ幸せな毎日だなぁ。


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