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『我々は本当に数億のレースの一等賞なのか?』

別に前者は後者として知られていないし、逆も然り。知名度がないので、akaになりようがないし、従って垢もついてない。
言うなれば無垢。のはずなのに、垢抜けているとは言われない。無垢と垢抜けが相反する不思議な世界。

もうすでに脱線が始まっているが、もう少しだけ脱線。JRではないけれど。初回の熱量が高いが故に、もうすでに更新の中断が予想されかけてるのはJRみがある。

さらなる脱線というのは、冒頭に発した、「病におかされている」という表現について。「おかす」とは一般的に、「犯す」「侵す」「冒す」の3種類の和語表現が存在するが、病が「おかす」のはどれなのかと思って、調べてみた。ちなみに「犯す」は、まちゃあきが毎日faのつくサイトで目にしているので、耳馴染みというか目馴染みというかちんちん馴染みというか、があるけれど、後者2つに関してはまじで違いを知らない。

ネット曰く、「犯す」は「犬が境界を超える」ことから「何らかの掟を破る」こと。「侵す」は「人が箒を持って掃く」ことから「狭いところに入り込む」という意味。何でこの二つが並ぶのかは、これまた全然知らない。最後の「冒す」は「覆う」「あえて行う」「神聖なものを汚す」という意味。ちなみに、病気に罹ることを中国では「感冒」と言ったりする。これは「健康体=神聖」と捉えた上での「冒す」の最後の意から来ていると思われるし、したがって「病におかされる」は「病に冒される」が1番オーソドックスそう。

でも、まちゃあきとしては、病に冒されようが侵されようがかまわない。
むしろここで取り扱いたいのは、じゃあ「女を犯す」って表現、変じゃないか?という話。
先述に倣えば、「犯す」は「掟を破る」の意だが、だったら「女を犯す」は「女=掟」という前提が存在しているはず。
いや、掟=男やろ。
ポリコレフェミという名の、女の地位(笑)のイコアライザーさん涙目。

ここでもう一度、「おかす」それぞれの意味に立ち返り、「狭いところに入り込む」という意の「侵す」に着目したい。
我々男は、女をおかす時、どちらの穴かの決定は個人の趣味に委ねるが(もしかしたらまちゃあきが知らない穴を好む人もいるかもしれない。鼻の穴とか)、いずれにせよ小さな穴を我々のちんちんを以って貫く。であれば、女は「侵される」ものであるべきなはず。
「女は神聖なものだから、 『冒される』ものだわ!」という女の地位のイコアライザー派閥は、処女以外死んでほしい。
お前らは頭とちんちんのどっちがちんちんかわからん元日本のアイドルみたいな系統の男か、じじいに掘られたショタみたいな系統の男に股開いてアンアン喘いでるんやから、神聖でも何でもない。

話がとっちらかって来ているのでそろそろお開きにしたいが、今後はこんなテンションで、つらつらとどこでも話せない雑学を披露したい。
とはいえ、TikTokのどんな動画よりも有益ではある。
あの時間は、死んでいる時よりも無駄な時間。休みの日、オナニーしてるやつよりも、TikTok見てるやつの方が軽蔑する。

今日は軽めに、僕たちの始まりについてのお話。
すなわち、パパとママがベッドで交尾をし(ちなみに先進国の2-3割は不倫相手の子(諸説はある。都市伝説かもしれない)らしいので、ママと知らないおじさんの交尾の可能性もある)、ママの子宮で精子が卵子を「侵す」ことについてのお話。

よく取り柄のない可哀想な子を擁護したり慰めたりするための方便として、「君たちは数億の精子のレースに勝った1人なのだから、生まれて来ただけですごいんだよ!」という言説を耳にする。
つまり、「あなたは数億倍の競争率の中で、頂点に立ったのよ」と言いたいのだろうが、これは事実と全然異なる。

精子というのは中出しを経て、一斉に卵子を目指して子宮を泳ぐ。この事実は間違っていない。
だが、そもそも精子は卵子を知覚していない。ただ暗闇を当てもなく彷徨い、たまたま卵子に触れられただけにすぎない。
しかも、卵子の中に入れるのは1番最初に卵子に接近した精子ではなく、むしろ早期に卵子との接触に成功した複数の精子が卵子への侵入を試み、それらが刺激となって卵子が精子を受け入れる体制を整えたときに、あとから来た何でもない精子がひょいっと卵子の中に入る、という仕組みらしい。

ということは、「生まれて来ただけですごい」という言説に勇気付けられた君たちは、「ただ運がいいだけで、別に優秀でも何でもない」存在。
なんならその運も途方もない確率の受精というプロセスを経て、その運全てを擦り減らしてしまった救いようのない残滓。

さてさて、多方面に精子ではなくガソリンを注いでしまったこの文章は、果たして何をおかしているんでしょうか。

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