Atsushi Horinaka

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夏の魔物『どきめきライブ・ラリ』

作曲に大森靖子、PVに漫画家のまんしゅうきつこ。夏の魔物(フェスの方)のラインナップよろしく、2015年のエンターテイメントのエッジが胃もたれするほど詰め込まれた1曲。ギリギリアウトとギリギリセーフの間を曖昧にしながら、こうやって様々なエッジーな要素を揃えてしまう成田大致という男、本当に底なし沼である。 音楽面では、冒頭のパートを歌うケンドー・チャン(ミズタマリ)と、落ちのCメロを歌うハードコア・ハロプロヲタ まいぷにこと塚本舞という"圧倒的に歌える"2人が揃ったことで、ポ

    • ゆるめるモ!『夢なんて』

      「カワイイ」とか「メンヘラ」とか「ビッチ」とか、あらゆる物差しにあてがわれ続けるアイドルちゃんたち。シーン全体が膨張すればするほど、やってる側も見ている側もテンプレ化に傾いていってしまうけれど、ゆるめるモ!の活動はいつも「ゆるめるモ!のペース」だし、その音楽はアイドルマナーというストライクゾーンをことごとく外れる変化球だ。この新曲だってそう。 「夢なんて ひとつもないよ なにが悪いの 今がすべてだもん」とは、楽曲提供した奇才・ミドリカワ書房のペンによるものだけど、ある意味"

      • 大森靖子「マジックミラー」

         14年10月のキネマ倶楽部公演で「みんなの劣情を私に向かって投げ込んでほしい」と言っていた彼女は、15年4月の中野サンプラザで公演では「みなさんが持ってきたものを増大して返せるような、そういう芸術になりたい」ともう一歩踏み込んだ”メジャー”という立場の利用方法を示していた。この「マジックミラー」という曲は大森靖子から大森靖子へ宛てた手紙のようであり、同時にライブ会場で、あるいはどこかの暗い部屋の中でこの曲を聴いている全ての人間へ宛てた応援歌なんじゃないか。  ポップソング

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