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永守重信さんのような経営者になる方法⑨キツイつめができる社員(^^)/

永守さんの「登用される社員の7条件」を改めて確認していきます。

①健康管理のできる社員
②仕事に対する情熱・熱意・執念を持ち続ける社員
③いかなるときもコスト意識を持てる社員
④仕事に対する強い責任感を持てる社員
⑤言われる前にできる社員
⑥きついツメができる社員
⑦すぐ行動に移せる社員

永守重信さん著作より

今回は「きついつめができる社員」について考えます。きついつめを皆さん、経験したことがありますか?
筆者は、比較的楽天的なタイプですが、きついつめをされて心身をやみそうになったこともありました。おいおいそこまでやるの・・・・とビジネス初心者だった筆者は感じたことがありましたが、今考えると、なんだったのだろうというものもあります。

きついつめに消沈の筆者

きついつめ?の功罪

きついつめができるというのは、業者や部下に詰問し、しっかり要求を通するということなのかなと思います。お願いや依頼の強いバージョン、半強制的にやってもらうこと、叱責、叱咤激励より弱いレベルなのかもしれません。関係の中での主導権を得て、相手に厳しい質問をする、折れてもらう、要求を飲んでもらう、行動をしてもらうということになります。注意すべきなのは、行き過ぎると強要になってしまうことです。現代では、ハラスメントになりかねない微妙なラインと言えます。

具体的には

部下に対して
■タスクを貫徹していないことを「つめる」
■相手の目標未達を「つめる」
□相手の失敗を「つめる」
■自分の要求を通すために「つめる」
□相手が頑張らなくて迷惑を周りにかけていることを「つめる」
□相手が逃げようとしたり、投げ出そうとしたら「つめる」
とこんなところでしょう。

ちなみに、上記■と示したのは現代にはあまりよいものではないからです。

目的は、
・コスト削減に応じてもらう
・着実に支払いをしてもらう
・期限までに実行してもらう
ということになるのかもしれません。

現代の「きついつめ」は?

本来なら自分に「きついつめ」ができることが前提でしょう。他人につめることができるのは、自分に対してきつく律することができた人だけだと思うからです。自分を厳しく律するには何が必要でしょうか?

それは「言ったことは守る」「計画したことはやる」「役割を全うする」「責任を果たす」「ルールや不文律を守る」ことでしょうか。それができない人にきついつめを他人にする資格はないとは思います。

永守さん的には
・コストカット
・目標のスピード
・品質レベルの向上
こういったものをつめるのだろうと思います。ものによっては「きついつめ」はパワハラ、下請けいじめ、カスハラになりかねないので、それはそれで限度と細心の注意が必要でしょう。


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