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デジタルノートテイクについて その2

デジタルノートアプリを導入しても、ベースとなるデジタルノートやワークシートがなければどうしようもありません。もちろんデフォルトで罫線やマス目の入ったものが準備されているんですが、「書くことが面倒」と感じてきた子どもにとっては、ノートテイクの経験も浅く、「何を書いたらいいのかわからない」状況になる場合があります。

Wordでワークシートを作ってみたり、教科書をそのままスキャンしてみたり、なんかいいテンプレートはないかと探していたときにサンプルで職場に届いていたのがこれ。
「わくわく算数教科書ノート」(啓林館)

わくわく算数教科書ノートの例
わくわく算数教科書ノートの例(啓林館HPより転載)

ノートにあらかじめ、教科書に即した内容や問題番号が記入されているのですよ。これは分かりやすい!便利!

ということで、わくわく算数教科書ノートを子どもの教材費で購入し(つまり子ども所有)、スキャンしてPDFにしたものを使用することにしました。

流れとしては、
1 スキャンしたノートを、OneDriveの共有フォルダに置く。【教師】
2 共有フォルダを開きその日のノートを、MetaMoji Note2に追加する。【子ども】
3 MetaMoji Note2上で記入しながら学習を進める。【子ども】
という感じ。

MetaMoji Note2もOneDriveもiPadの”Split View”(画面を分割しての異なるアプリの同時表示)に対応しているので、2の追加も簡単!

追加操作を簡単に紹介。

追加操作1
MetaMoji Note2を開いたまま、"Split View”を選ぶ。
追加操作2
OneDriveを開くと、画面左がMetaMoji Note2、画面右側がOneDriveになるので、右側の画面を操作してその日のノートがおかれたフォルダからノートを選び…
追加操作3
「別のアプリで開く」
追加操作4
出てきた一覧から「Note 2(=MetaMoji Note2)」を選ぶ。
追加操作5
MetaMoji Note2側に確認メッセージが出るので、ここでは「ページとして追加する」を選ぶ。(→土台となる算数のノートに次のページを追加するイメージ)
追加操作6
前の時間のノートを開いた状態での操作なので、「現在のページの後ろへ」を選ぶ。
追加操作7
ページが挿入されました。Split Viewを終了して、MetaMoji Note2だけを表示した画面に戻します。

さて、これでノート側の問題はクリアできました。
次は、どう板書をするか…。

今回はここまで。

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