ジョージフロイドについて
悔しくて悔しくてただ悔しくて辛かった。
本当にたまたま、ただGoogleを開いた。
世間が騒いでたのも知ってた。
ジョージフロイドが殺害されたことも知ってた。
でもそれ以上は知らなかった。
ただの興味本位で、
「ジョージフロイドは有名人だったのか、
それとも一般人だったのか」
それだけに興味が湧いて、
"ジョージフロイド"と検索した。
いくつもの記事が出てきた。
ついこないだの出来事なのに今回の事件について
もう既にWikipediaまで出来ていた。
驚いたものだ。
それくらいの気持ちだった。
だって自分には関係なかったから。
私は差別で苦しんだこともない。
人種差別など、自分とは無縁だと思っていたから。
記事を読み進めた。
初めは心が苦しくなる程度だった。
気は進まなかったけど動画が出てきたので再生した。
この動画を見て泣いた。
本当に悔しかった。最悪だった。
まるで目の前で起きているかのようだった。
こんなクソみたいな警官、クソどころじゃない。
クソ警官を前に、屈してしまった黒人の命。
「屈してしまうのか」と強く思った。
反抗する周りの人たちの怒りや態度を見て
さらに泣いた。
救急車が来てもすぐに黒人から膝を離さない
警官に殺意が湧いた。
お前なんかが触るな、という思いでいっぱいだった。
頼むから触るな。人間以下の警官だと思った。
警官は第三級殺人罪で逮捕されたという。 じゃあこの警官が黒人だったとすれば?絶対に 第一級殺人罪で逮捕されただろう。 白人だから第三級で済んだ。 は?理由になってない。 この期に及んでなぜまだ白人を優位にみなすのか意味が分からない。 けど私がここで腹を立ててるだけでは何もうまれない。だから伝えたい。
「差別なんて自分には関係ないと思ってた〜」 きっとそう思ってる人は多いだろうし、自分もそう思っていた、いや現にまだ思ってる。 だって自分自身が差別で苦しんだことはないし、人種差別してる人間に出くわしたこともそれほどない。でも、その「関係ないと思ってた〜」これ。 これこそが特権なのだ。と、私がフォローしている写真家の方、@kotetsunakazatoさん が言っていた。 私もそう思う。 だってそういう人こそが声を上げられるから。 そういう人こそが力になるから。 差別は自分には関係ないと思ってても、 実際動画を見たとき平静を保てた? 私は無理だった。 関係ないと思ってても感情は生まれるでしょ? 差別で苦しむ人達"だけ"が声を上げたって、 私達は「別に関係ないもんなー」って、 一切関与しなかったら? 苦しんでる人だけがやめて!って叫んでたら やめてくれると思う?それでチャンチャンって 終わるような話?違うでしょ? じゃあ誰が声をあげればいいの?って考えたら 私達しかいないんだよ。他に誰がいる? この動画を見て生まれた感情をこの先忘れないでいて欲しい。この出来事について考えるだけでも、この文を読むだけでも変化だと思う。 何でも小さな積み重ねだと私はそう思う。 だから小さな変化を起こすために私はこれをみんなに伝えるべきだと思った。 私関係ないから。って一切触れずにいることは 中立の立場に立つことではないんだよ。 黒人を差別する人たちに加担するのと同じなんだよ。あなたがこの動画を見て、苦しい悲しい憎しいとか、何でもいいけど何かを思うだけで、それだけで必ず変化に繋がるから。必ず。
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