ノクターンブギ40話が滾りすぎた

こちらは2021年9月3日に配信されたノクターンブギ40話にて、衝撃の事実が発覚したのでその勢いで書き散らすnoteです。

まずはこちらをご覧ください。


それからできれば第1話からすべてご視聴いただくとこの後の私の記事が理解しやすくなると思われます。以下本編の視聴リストです。1話あたりの平均時間5分程度なので、200分あればすべてを履修できるかと思われます。

それでは本題。

40話は、39話(怪談話回)の直後のシーンです。
39話でたま子が語った怪談話は、「むかーしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんと私がいました。(ツッコミ入り)やっぱり私はいませんでした。そんなこんなでもう春です。ナニワの闘犬ことたろざえもんは、恋人のジェシカと一緒に、エイコラセ、エイコラセと…(ツッコミ入り)そんなこんなでもう亜秋です。『さぁ今のうちに。』と、ジェシカは白骨化したおじいさんとおばあさんを…(ツッコミで終了)」(すみませんまとめる能力無くて文字起こししました)というものでした。しかし影山はその話を実話だと指摘します。というか指摘したところで39話は終了でした。

まずたま子は小さい頃に祖母からこの話を聞かされたらしいです。そして影山が語るに、「たろざえもんとジェシカにはそれぞれ『デリング・バイツ・ヘイザー』と『シーケ・ノート・アルシオン』という真名がある。『白骨化したおじいさんとおばあさん』というのは、裏世界の二つの地域をさす隠語。デリングとシーケは恋人でありながら世界を二分するほどの戦争を起こし、壊滅させた。のちの『第一次オルゴノール大戦』。これは紛れもない史実。」ということだそうで。

つまり、オルゴノール大戦とはヘイザー家の人間(というか吸血鬼?)とアルシオン家の人間(というかサキュバス?)の戦争…というとまた語弊があるか。少なくとも、デリングとシーケの間には確執が生まれた、と思います。

ちなみに久結霧矢の真名は『キュリア・カム・ヘイザー』、夢仲魔理の真名は『マリオッタ・ミュー・アルシオン』です。そう、霧矢はヘイザー家の人間で魔理はアルシオン家の人間。この二人がシェアハウスで出会ったのも何かしらの意図があったりするのだろうか…。

魔理は25話にてお姉ちゃんであるセレネアに「もしもヘイザー家の末裔と遭遇したら何も言わずに暗殺すること。」と言われていたことに気づきます。
これ、セレネアはヘイザー家に恨みでもあったのだろうか、と思っていましたが…第一次オルゴノール大戦でヘイザー家とアルシオン家の間に確執が生まれていたと考えると、納得はできます。(だがしかしセレネアは32話にて世界交換後、魔理への指示を「もしもヘイザー家の末裔と遭遇したら何も言わずにとりあえず様子見でよろ。」と変更しているんですよね…ハッピーエンドルートに持って行きたいんだろうか。)

38話で影山が言っていた「モンスター同士の恋愛関係がこじれてダークハンターを巻き込んだ大規模な争い」というのも、このオルゴノール大戦だと思われます…というか、そうだと私が思っておきます。



デリングの名を聞いた霧矢の反応は「ヘイザー…ヘイザー家だと…?」、シーケの名を聞いた魔理の反応は「シーケ・ノート・アルシオン…何故その名前がここで…!?」というものでした。また瑠衣と清の反応は「いや偽名全然違うしw」みたいな感じでした。
ここから私が思ったのは、「みんなの反応に差がある…」ということ。事の重大さというかそういうのを一番理解してそうなのは魔理っぽい。霧矢はデリングのことを知らない(あるいは史実として勉強した時に聞いたのを覚えてるか覚えてないか、ぐらいな)感じがしました。いやでも魔理も史実として勉強したから「何故その名が…!?」ってなってるだけかもしれない。瑠衣と清は何も知らなそう。いや第一次オルゴノール大戦という名前ぐらいは知ってるか?



第一次オルゴノール大戦。『オルゴノール大戦』という単語は過去にも登場しました。

5話で登場した「あの第三次オルゴノール大戦を生き延びたヘイザー家だったんですね」という、シェアハウス管理人の台詞(というか文字)です。

霧矢は第三次オルゴノール大戦を生き延びている。つまり第一次の時代の住人ではない、と考えられます。魔理や他の住人たちは…何もわからない。魔理のお姉ちゃんであるセレネアさんは能力が能力なだけに色々疑えてしまえるし、魔理たちはあのデジタルトレーディングSSRカードのあれがあるし、影山さんは影山さんでただの23歳人間じゃなさそうな気配がある(妄想)し…。

というか第三次まであるってヘイザー家とアルシオン家どんだけ戦争してたんだ。

まとまんない!これからの展開がまた楽しみ!以上!ありがとうございました!(力技で記事を終わらせるな)