【準備編】RVCを用いたリアルタイムボイスチェンジの使い方を1から解説してみる

用意するもの

①VB-CABLE Virtual Audio Device(仮想オーディオデバイスならなんでも)
②7zip
③Hugging Faceアカウント
④VC Client v.1.5.2.2
⑤hubert_base.pt
⑥RVC-beta
⑦Audacity

どれくらいのスペックが必要か

メモリを16GB積んでいてかつ、グラボを積んだゲーミングPCであれば問題ないと思います。

私のパソコンは、
GPU NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER
CPU Intel(R) Core(TM) i7-10700
メモリ 32GB
です。これくらいのスペックがあれば余裕を持って学習・ボイチェンできます。

追記:強いMacでも動くらしいです

①VB-CABLE Virtual Audio Device


DiscordとかゲームのVCでボイチェンを使うのに必要です。

公式サイト(https://vb-audio.com/Cable/)にアクセスし、windowsの方のDownloadをクリックするとzipファイルのダウンロードが開始します。

ダウンロードが終了したら、そのzipファイルを解凍して自分の環境に合ったsetupファイルを右クリックから管理者として実行します。windows32bitの場合はVBCABLE_Setup.exe、64bitの場合はVBCABLE_Setup_x64.exeです。
そのままInstall Driverを押せばインストール完了です。
出力のサウンドデバイスにCABLE Input(VB-Audio Virtual Cable)があればOK

②7zip


RVC-beta.7zの解凍に必要です。
ここ(https://sevenzip.osdn.jp/)で自分の環境にあったやつをダウンロード、実行してインストールしましょう。

③Hugging Faceアカウント


RVC-beta.7zのダウンロードに必要です。

Hugging Face(https://huggingface.co/)にアクセス
ハンバーガーメニュー(三みたいなやつ)押してSignUpからアカウントを作成します。

④VC Client v.1.5.2.2


リアルタイムでボイスチェンジするために必要です。VC Client v.1.5.2.2はRVCに対応しているのでこれを使います。

ここ(https://github.com/w-okada/voice-changer)を下にスクロールしていくとVC Client v.1.5.2.2が出てくるので真ん中の通常からダウンロード、解凍しておきましょう。

⑤hubert_base.pt


ここ(https://huggingface.co/lj1995/VoiceConversionWebUI/tree/main)からhubert_base.ptの横の↓をクリックするとダウンロードが始まります。


ダウンロードが完了したら、④で解凍したフォルダの中にある「MMVCServerSIO」に入れておきます。

⑥RVC-beta

4/10現在、RVCに更新が来ています。
既にアプデ前のものをインストールした人は、下記リンクのやり方で更新してください。

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今話題のやつです。声を好きな声に変換したり、声を学習させたりできます。

ここ(https://huggingface.co/lj1995/VoiceConversionWebUI/tree/main)からRVC-beta.7zを探して⑤と同様に↓をクリックでダウンロードします。

次に、②で7zipインストールしたことで.7zファイルの解凍ができるようになっているので先程のRVC-beta.7zを右クリックから7-zipを押して解凍します。

⑦Audacity

音声を録音したり編集できたりできる王道のソフトです。ここでは最新バージョンではないv2.4.2を使用します。使いやすいので。

ここ(https://www.fosshub.com/Audacity-old.html?dwl=audacity-win-2.4.2.exe)からダウンロードできます。クリックするとダウンロード始まるので注意してください。
ダウンロードしたファイルを実行してインストールしましょう。

これで準備編は完了です、お疲れ様でした。

つぎは【学習セット用意編】です。準備編で分からないことがあれば、コメントしてください。可能な限り解決します。




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