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ショタっ子のラブコメ「おじさんとショタと、たまに女装」

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キャッチコピー 「もう、男の子(娘)じゃないと興奮できない……」  アラサーで独身男性の黒崎 翔は、エロマンガ原作者で貧乏人。  ある日、住んでいるアパートの隣りに、美人で優し… もっと読む
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記事一覧

21 お泊り

 洗濯した航太の服をハンガーにかけて、カーテンレールで干す。  外は嵐だから、家の中で乾…

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20 ずぶ濡れ

 その日は、季節外れの大雨で強い風が吹いていた。  ボロい二階建てのアパート全体が、揺れ…

19 捨てられないもの

 とりあえず、彼の言う通り。扉の向こう側にいる綾さんと話をすることに。 「あ、あの……ど…

18 おかしな友達

「おっさん。じゃあキッチンから掃除を始めるね」 「ああ、頼む……」  せっかくセーラー服…

『第四章 女装とお泊り』 17 資料用だから…

「見た感じ、あれって中学生ぐらいだよね?」    航太に指摘されたセーラー服やスク水。  …

16 どうしよう?

 航太と同じ中学に通っている、女子中学生のことだが。  彼が言うには転校して以来、付きま…

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15 このクソロリコン!

「高砂さんも一体、何を考えているんだか……」  近所のコンビニから出ると、駐車場にある喫煙所へ向かいタバコに火を点ける。   「はぁ~」  夕陽でオレンジ色に染まった空へ、白い煙が漂う。  煙が目に染みるから、自然と目を細めてしまう。  半纏を着ているとはいえ、12月だ。  外でタバコを吸うのもしんどい。  この辺で喫煙できる場所も少ない。  公園なんて無いし、居酒屋も店内での喫煙はダメ。  唯一許されているのは、昔から利用している喫茶店のライムだけ。  あとは、コンビ

14 誰に着せたらいい?

「今、なんて言った?」 「だ~から! オレの方が、この衣装。絶っ対似合うと思うって言った…

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13 オレの方が似合う

 自分でもなぜここまで元カノのことで、怒っているのか分からなかった。  ひょっとして、ま…

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『第三章 元カノ』 12 おっさんの大事なコレクション

「いいから早く出せよっ! 証拠をさ!」  と涙目で叫ぶ、航太。  一体、なにをここまで必…

11 証拠を出せっ!

 人通りの少ない道をひとり歩く。タバコをくわえて。  口から煙を吐きだしても、誰も文句を…

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10 まぜるな危険

「ですから、SYO先生。たまには趣味を変えて、ムチムチ女子大生からロリ体型に変えたら、ど…

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9 喫茶店とタバコ

 あれから数日経った。  俺が童貞じゃなかったのが、よっぽど悔しかったのか。  航太は怒っ…

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8 そんなお店を使うな

 結局、掃除好きな航太は、俺の部屋を全て片づけると言い始め。  もうかれこれ、数時間も大掃除している。  畳に散らばっていたマンガ雑誌も、しっかりと本棚に並べてくれた。  洗濯はしたのに、たたむのが面倒くさくてほったらかしの服も、ひとつ一つ畳んでタンスへ直す。  まるでお母さんだな……。  しかし、ずっと気になっていることがある。  それは俺が原作を担当した、エロマンガが連載されている雑誌のこと。  彼も男だから興味はあると思うが……まだ未成年の中学生。  自分も思春期に