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洗濯した航太の服をハンガーにかけて、カーテンレールで干す。 外は嵐だから、家の中で乾…
その日は、季節外れの大雨で強い風が吹いていた。 ボロい二階建てのアパート全体が、揺れ…
とりあえず、彼の言う通り。扉の向こう側にいる綾さんと話をすることに。 「あ、あの……ど…
「おっさん。じゃあキッチンから掃除を始めるね」 「ああ、頼む……」 せっかくセーラー服…
「見た感じ、あれって中学生ぐらいだよね?」 航太に指摘されたセーラー服やスク水。 …
航太と同じ中学に通っている、女子中学生のことだが。 彼が言うには転校して以来、付きま…
「高砂さんも一体、何を考えているんだか……」 近所のコンビニから出ると、駐車場にある喫煙所へ向かいタバコに火を点ける。 「はぁ~」 夕陽でオレンジ色に染まった空へ、白い煙が漂う。 煙が目に染みるから、自然と目を細めてしまう。 半纏を着ているとはいえ、12月だ。 外でタバコを吸うのもしんどい。 この辺で喫煙できる場所も少ない。 公園なんて無いし、居酒屋も店内での喫煙はダメ。 唯一許されているのは、昔から利用している喫茶店のライムだけ。 あとは、コンビ
「今、なんて言った?」 「だ~から! オレの方が、この衣装。絶っ対似合うと思うって言った…
自分でもなぜここまで元カノのことで、怒っているのか分からなかった。 ひょっとして、ま…
「いいから早く出せよっ! 証拠をさ!」 と涙目で叫ぶ、航太。 一体、なにをここまで必…
人通りの少ない道をひとり歩く。タバコをくわえて。 口から煙を吐きだしても、誰も文句を…
「ですから、SYO先生。たまには趣味を変えて、ムチムチ女子大生からロリ体型に変えたら、ど…
あれから数日経った。 俺が童貞じゃなかったのが、よっぽど悔しかったのか。 航太は怒っ…
結局、掃除好きな航太は、俺の部屋を全て片づけると言い始め。 もうかれこれ、数時間も大掃除している。 畳に散らばっていたマンガ雑誌も、しっかりと本棚に並べてくれた。 洗濯はしたのに、たたむのが面倒くさくてほったらかしの服も、ひとつ一つ畳んでタンスへ直す。 まるでお母さんだな……。 しかし、ずっと気になっていることがある。 それは俺が原作を担当した、エロマンガが連載されている雑誌のこと。 彼も男だから興味はあると思うが……まだ未成年の中学生。 自分も思春期に