おみさら

爬虫類と暮らすホモ・サピエンスです。

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最近の記事

トカゲとヤモリ④ 脱皮こばなし

脱皮の神秘多くの爬虫類、両生類は代謝の一環で脱皮を繰り返す。これは世界共通の認識だ。蛇などはよく、脱皮の皮をお財布に入れて金運アップ!なんて話も聞くし、それをメ〇カリなどで売る同居ホモサピエンスもいる。僅かながらも生命活動で経済を回している。さすが蛇様。 もちろんうちの爬虫類たちも例に漏れず、脱皮をする。しかし、そのサイクルや方法はまるで違う。人間とテングザルくらい違う。 こんぺい先輩ルート 先輩はオニプレートトカゲという種。鱗が1枚1枚独立して生えている(?)のが特徴

    • トカゲとヤモリ③ ヤモリ編

      とりあえずお迎えパートは完結させたい ヤモリは英語でゲッコーヤモリへの憧憬 私は爬虫類が好きだ。特にトカゲやヤモリのような、ドラゴンタイプ!とか恐竜の末裔!みたいな四つ足のヤツらが好きだ。 という、いわば""癖""で私はこんぺいを迎えたのだった。 こんぺいはとてもよいこで、餌は好き嫌いなくバクバク食べるし、温浴でも大人しく歯ブラシされているし、ケージの掃除は少し嫌がるけど暴れないし、トカゲ作法に則って朝はバスキングする。水の中にうんこするが。掃除しやすいからよしとしよ

      • トカゲとヤモリ 2.6 エゴ・サピエンス

        人間てほんと一方的だよなあ こんぺいを迎えて2、3日。こんぺいは水皿を認識しなかったのか、それとも気に入らなかったのか、水を飲もうとしなかった。ホモサピ的は心配なので水分の多い果物を与えて家を出た。 バイトが終わり、ダニ駆除グッズとブレンドフード、温浴専用のケースをしこたま買って帰宅した。 こんぺいはぐったりとしていた。完全にダニと脱水だと分かった。やはり一口も飲んでいなかったのだホモサピは猛省した。水皿は白くて少し浅く、小さいものをそのまま置きっぱなしにしていた。これ

        • トカゲとヤモリ 2.5 敵襲

          家に連れ帰ったトカゲは、推しの幼名(?)から取って『こんぺい』と呼ばれるようになった。 迎えてからのドタバタ生き物と暮らし始める時には多かれ少なかれ事件が起こるものだ。はるか昔に父が猫を拾ってきた時もそうだった。 オニプレは大抵、野生下で捕獲された生体が販売されている。こんぺい号もその1匹だ。彼らには1つ、切り離せない問題がある。 ""ダニ"" コイツらはハウスダストだの毛皮の動物だのマットだの、掃除ワードとしてよく耳にするが、一方爬虫類界隈でも悪の権化として憎まれて

        トカゲとヤモリ④ 脱皮こばなし

          トカゲとヤモリ②トカゲ後編

          爬虫類かわいい〜〜〜〜!と思う人間はごくごく稀なので、私のnoteは読む人を選ぶのかもしれない。まあ参考にするもしないも好きにしてね レプタイルイベントへ所謂爬虫類や飼育グッズ、オリジナルグッズなどの即売会である。骨董にも骨董ジャンボリーというでかいイベントがあるように、爬虫類にもでかいイベントがある。このイベントでは、県内外の爬虫類ショップ、個人ブリーダーなどが出店する。生体もだが備品や餌も通常価格より少しお安めに販売しているので、朝から入場列ができる程だ。前編でオニプレ

          トカゲとヤモリ②トカゲ後編

          トカゲとヤモリ① トカゲ前編

          突然noteを書こうと思ったのは記録のため。1年と5ヶ月ほど前、丈夫なトカゲと暮らし始めた。爬虫類と暮らすイロハを覚え、慣れた私は先週赤ちゃんヤモリを飼い始めたのである。 近所のオバチャンたちは子どもはすぐ大きくなるとか言っていた。「こんなこともあったな〜」などと 同居ホモ・サピエンスがニヤニヤするため、また思ったことを長文でダラダラ書くためにnoteを不定期に投稿しようと思い立ったのだ。 トカゲ こんぺいを迎えるまでこんぺいは、2019年のレプタイルフェスなるイベントにて

          トカゲとヤモリ① トカゲ前編