保育園の補助金不正受給

本日、文教委員会懇談会が開催され、市内保育園の施設整備に係る補助金不正受給についての報告がありました。

本来補助金の対象外である外構工事費を本体工事に乗せて申請したとのことで、不正受給額は約2870万円です。

その他にも、建設会社から事業者に1000万円の建設費の返金があったことなどが報告されました。

詳細は後日明らかになるでしょうが、問題はなぜ、本日の報告なのか?ということです。

この事業者は小金井市、三鷹市、小平市などでも同様の不正受給を行っていましたが、武蔵野市以外の自治体は3月中までに議会に報告していました。

新聞にも何度も取り上げられた不正受給事件を武蔵野市議会だけが知らされていなかったことになります。

担当課は正確な数字かどうかわからないので、市長等と相談し、議会への報告は見合わせたとのことです。

3月23日には事業者から市に報告書が提出されていたのだから、その報告書をそのまま議会に報告するべきです。

市が意図的に議会への報告をしなかったのだとすると「隠蔽」ととられても仕方ないと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?