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ウィバスインタビュー ユンギ編


ついにユンギのインタビューがやってきました。もう食い入るように読みました。そして感想をひたすら書きました。

写真もまた素晴らしい🤦‍♀️デチッタの「Who’s the king who’s the boss 다 알잖아 내이름」の部分が頭をよぎりました。多分王冠被ってるから。(すごい安易な思考回路)

もう本当に個人的主観だらけな感想です。ビックリするくらい。でも、最初に読んで感じたことは忘れたくないから残してみる。

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彼のラップも、歌声もどちらも私は大好きだ。強い感情を爆発させてるのに、声のコントロールがビックリするくらい上手。
UGH!とかデチッタの時のユンギは、攻撃力1000くらいあるんじゃない??と思うくらい、虎のように力強くて、聴き手の心を激しく揺さぶってくる。

そうかと思えば、時に彼の歌声はとてもエアリーで、軽くて心地よい。専門用語などが分からない為、とんでもなく擬音だらけだが…。film outでは、フワッとして どこか掴み所のない儚さを感じさせるようなラップを繰り出してくるし、fix youでは優しく、聴く人の心を包み込むような歌声だった。

permission to danceでは、軽くて陽気さを感じる歌声が スッと耳に入り込んでくる。「え、聴きやす〜!!」とビックリしちゃう。
ユンギは、声のコントロールをしつつ感情を乗せるのが非常に上手い気がする。本当に、ユンギの周りの方が言うように、そのままの歌声がとても好きなのでそのままで居てほしいと勝手に思っている。
soopとかボンボヤではワザと下手風に歌ってたんじゃないのか…!?と私は最近、疑っている。🤫

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「プロデューサーとして「Dynamite」、「Butter」、「Permission to Dance」は最高の選択でした。」

心がグワっと持っていかれた🤦‍♀️ユンギのこういうところが、とてもかっこいいと心から思う。しっかり、ハッキリと発言する。変な謙遜はしない、自分達の音楽に自信が満ち溢れている。

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「大衆音楽の最前線にいて経験をしてみると、自分の我を通すことや、こだわることも、結局は聴いてくださる方たちがいるからこそ可能だとわかりました。僕はBTSになる前に、聴いてくれる人がいない音楽をやったことがありますから。それに僕が今やっている音楽でこだわるのを諦めたのかというと、そうでもありませんし。年を重ねて、大人になっていくにつれ、自分がやりたいものと大衆が好む音楽の間で、妥協ではなく、交渉が必要だということが分かったんです。」

最前線に立っているからこそ、見える景色というのだろうか。彼はどんな状況でも、現実的にグループと自分の"今"と"これから"を見つめている。

「自分だけのプライドと、妥協できないものがある」 多分、その頃の彼が作っていた音楽も 自分自身の為にも必要な音楽だったと思うし、彼の燃える情熱とプライドに惹かれ ファンになった人もきっと沢山居るはず。後悔ではなく、気付きを得たことで また違った視点を物事を見て、感じて、新しい音楽が作れるようになったのかも。

"妥協ではなく、交渉が必要"この言葉は心に響いた、ユンギらしい視点だなあと。

私は、彼らがやりたい音楽をやって輝いていてくれればいいと勝手に思っているが それを誰かに押し付けようとは微塵も思わない。そしてユンギも押し付けようとは思ってないと感じている。
彼らに求めることは人それぞれ。人間だもの。(みつを?) 

ただ、私の考えはかなりの素人考えだ。彼らが、産業の中で生き残り、長く音楽を続けていく為には、自分達のやりたいことだけを傍若無人にやるだけでは、それは叶わないことを ユンギ自身がよく分かっているということが、彼の言葉からは読み取れる。

だからこそ、自分自身と大衆との交渉が必要なのだろう。諦めたり、妥協するのではなく交渉をしている。ユンギが自分とBTSの為に、その選択を取ったことを嬉しく思うし、私達が彼らを見て幸せや慰めを貰っていることを良く理解しているからこそ 音楽を届け続ける姿勢が変わっていないのが嬉しい。

「歌手で成功したからといってチャートにこだわり続けるのは無意味だ。」ドキュメンタリーでこう話していた彼のスタンスも多分、全く変わってないんだろうなあと思えたし。

彼は、嘘をつかないし 思っていることをインタビューでもハッキリ言う。アイドルでこんなにも、ハッキリバッサリ言う人は見たことがない。現実的。だからこそ私は ユンギの作る音楽や、紡ぐ言葉が好きだ。そしてビックリするくらい 音楽への愛が重いところも好き。(盲目)

本当に彼の、プロデューサーとしての技量と責任感がどれほど大きいものなのか?物事を冷静に捉え、柔軟な発想で 変革を続ける彼が、本当にかっこいい。身体は硬いのに、心は柔軟なユンギ…(コラ

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「得るものがあれば、失うものがあると思っています。」こう話す彼の考え方には、「一瞬の幸せと不幸が人生全体を左右しないように」と話していたジンくんのマインドにも共通するものがあるなあと感じた。これって、私達の人生にも大切なことであるし、グループとしてやっていく為に大切なことだと思う。
彼らはグループだから、一人一人の性格は違えど グループに対する思いや、マインドに共通する部分が沢山ある。彼らはお互いに尊重し合い、影響し合っているからこそ、1人1人が感情を安定させるのにはどうするべきかを グループと自分自身の為に、コロナ禍の中で考えていたのかなあ。

BREAK THE SILENCEの中で、グループについて「場合によってはチームが、誰かが辛い時引っ張ることもできます。でも下手したら7人全員が辛くなってしまう欠点がありますね」とユンギが言っていたことがあるけれど、ユンギ自身、自分がどうすれば安定した状態でいられるか?を深く考える時間にもなったのだろうなと感じた。本当に、私自身もコロナ禍で自分と向き合って考える時間が増えたし、得るものがあれば、失うものもある というのは本当にその通りだと思った。

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「僕はBTSのSUGAでもあり、「Agust D」でもあって、プロデュースする時に使う「by SUGA」でもあるんですけど、「by SUGA」の時ばかりは徹底して商業的な音楽を作ります。」

こう語る彼は、「僕は音楽を続けなければならない人なんだな」と確信を持つようになったようだ。ユンギの作る音楽を 好きな私からすれば、こんなに嬉しい言葉はない。

「なんかこのインタビュー、ユンギファンに嬉しすぎる内容ばかりだな…!?」と勝手に舞い上がっている(笑)

けれど、作り手の彼は 音楽を作る中での傷みや苦しみ、音楽産業の現状を知った上で、覚悟を持って自分の道を受け入れたのだと思う。そう考えると、あまりこちらが手放しに喜んでいいことではないのかもしれないけれど。知らないからといって、安易に何を言ってもいいわけではないから 気をつけなきゃなあとちょっと反省した。

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悲しいことに、アーティストや芸能人の現実は、ユンギが話す通りだと思う。「一般的な勤労の概念とはちがうので、法的な保護の問題でも曖昧な線引きがあったりもしますし。産業システムや制度の改善がいろいろと必要です。」
ユンギのこの発言は、アーティストと事務所だけでなく 応援したり見る側の私達もよく考えなければいけない問題だと感じた。

アーティストや芸能人というだけで まるで"違う世界の人"のように感じることは、たまにあると思う。ても、私達と同じ 生きている人達であることを忘れてはいけない。

日本でよくある、お客様は神様 という考えと似ている部分もあるのかも。「お客様だから」「視聴者や聴き手だから」「事務所の人間だから」相手はこちら側には何も言えないし、言ってはいけない、という間違った認識が人を傲慢にさせるのだろうか。綺麗事かもしれないけれど、感情を持った同じ「人と人」なんだから、お互いに尊重し合うこともできるはずなのに。

SNSが当たり前になってからは、更に匿名での誹謗中傷や盗撮等。はたして人権とは??と問いたくなることが毎日そこら中で起こっている。私達は、聴き手や視聴者ではあるが そこに人を裁く権利なんてものは無いことを忘れてはいけない。そして、ユンギの言う通り 事務所側もアーティストは商品ではなく、だということを忘れてはいけない。それは視聴者、聴き手側の私たちにも同じことがいえる。商品だって雑に扱えば壊れてしまう。そして人も同じだ。雑に扱えば 心が壊れてしまうのだから。

HYBEだけでなく、全ての芸能事務所と人々がアーティストや芸能人を"人として扱う"世の中になってほしい。お互いの為に、対等に話し合える環境になってほしい。

ユンギは、自らの影響力を理解した上で「そんなやり方が産業を破壊する」とハッキリ言っている。実際に産業のド真ん中に居る彼が、今回発言したことは凄く意味深いことだと感じるし アーティスト側の生の声を聴いた私達は、きちんとその現実と向き合って考え、発言や行動をするべきだと私自身も振り返って考えるキッカケになった。彼は自分の発言が物議を醸す可能性も踏まえ、発言していると思う。多分だけど、本来の狙いはそこなのかもしれない。

「僕という人をSUGAと「by SUGA」、「Agust D」に分けるべきだという考えにも自然になりました。あのミュージック・ビデオの中で、王じゃない僕は異邦人でした。背景は朝鮮時代なのに、車や銃が出てくるのも、その時代に合わないものじゃないですか。僕たちはずっとそうやって生きてきたように思います。」

彼は、アイドルでありアーティストであり、プロデューサーでもある。三足の草鞋を履きこなしている。常に俯瞰的かつ冷静に、自分のことやグループのことを見つめている。「王じゃない僕は異邦人でした」この発言も、彼自身の独特な視点が光っていて面白いなあと思った。異邦人、そういえば異邦人っていう歌が昔の歌であったな…と気になって思わず調べた。久保田早紀さんの歌だった(この話今じゃない)

「でも今はまた、異邦人だとばかりは言えない状況になったと思います。なので最近は長くBTSを続けていくことが一番大きな目標です。コンサートで観客をたくさん動員する、そういうのも良いですが、年を取っても音楽ができる、そんなグループになることが僕たち全体の目標みたいです。どうしたら僕たちが楽しくて幸せにステージができるかを、いろいろ考える時なんだと思います。」

彼らは、自分達の影響力と発信するプラスのエネルギーを凄く良く分かっている。置かれた状況を理解し 常に考えている。考え続けるのってめちゃくちゃ疲れるけど、ナムジュニとユンギは特に 考えを巡らせ続けてしまう性分なのだと思う。2人がいることで、BTSの防御力は500くらいありそうだ。

「自分達がどうすれば楽しくて幸せなのか、長くBTSを続ける為にどうしていくべきか」こういった話が最近、よく出てくる。その度に私は、とても温かい気持ちになるし 嬉しくなる。同じようなこと、自分でさっきも書いてた気がする🤔(笑)

それくらい何回でも喜ぶ自信がある。なぜならこの言葉はユンギが、自分自身を愛し、自信を持つことが出来るようになった証だと思うからだ。もちろん、メンバー全員がLOVEMYSELFの精神を忘れていないのも最近の彼らの、堂々たる自信と余裕のある表情から見てとれる。それを見ることで、私達が嬉しいのも知られている。(ジンくんもアミの趣味って言ってたし🤣)

「僕たちを見て幸せに思ってくださるARMYの皆さんのためにも、僕たちができる限りやってみようと思います。僕たちがこれからももっとたくさん努力するので、BTSというグループを信じて、見ていてくださればと思います。」


とてもとても尊い言葉をもらった気がする。ここまで深い愛で繋がってる、アーティストとファンっている??と思わず問いかけたくなる。ジンくんがよく言う「ヤー!」が口から出そうになった。信じているし、これからも信じたい。彼らの躍進を長くこの目で見ていたい。


あと テテちゃんがウィバスのインタビューで、

「ただ僕は良いものは共有したいですし、悪いものはそのまま僕がすべて抱え込みたいです。」

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こう言ってくれていたけれど、そっくりそのまま 私がBTSへ送りたい言葉だと思った。「ヤーー!!それコッチのセリフなんだよ、テテちゃん!!」とまたジンくんの真似しちゃうところだった。

BTSとARMYは同じように、想い合っているんだなと。本当にビックリするくらい大きな愛を持った人達だ。

生きる中で、見なきゃいけない、向き合わなきゃいけないものは必ずあるけれど 見る必要のない、汚くて狡い悪意や嫌なものは 私達が抱えてあげたいし、クサいこと言ってるなと思われようとも、本気でそう思える。そもそも、こうやって愛について話すこと自体 恥ずかしいことではないと思うし、今の世界に足りないものの一つは、愛じゃないかなあとなんとなく、感じたりしている。だからこうして、敢えて書いてたりする。これは、私自身が忘れたくないから。そんな勝手な気持ちだけれど😅

そして、何よりも。どんな形であれ ユンギとメンバー達がBTSとして長く音楽を続けていってほしい。身体がしんどくなったら休みながら、心が疲れたら共に労りながら、彼ら自身が幸せでないと意味がない。でも多分、もう彼ら自身がそのことについて充分に知っているはずだから、あまり心配はしていない。

誰がなんと言おうと、私達に人生をかけてLOVEMYSELF、LOVEYOURSELFを伝えてくれる彼らへ、長々色々書いてても結局は 誰よりも幸せになってほしい。この言葉に尽きる💫

BTSもARMYも 本当に大変な今を共に生きて、それぞれの人生を歩き続けてる。次に逢える時には きっと、すっごくすっごく素敵な再会になるんだろうなと思う。いや、思うじゃなく、絶対!!笑私も、胸を張って逢える自分でいたいな。

みんな笑顔で逢いたいけど、多分 嬉しくて泣き笑いしちゃうんだろうなあ…。でもそれも素敵。     そんな日を夢見てみたりしてもバチは当たらない筈😌その日までどうか 皆、健康でいられますように。


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不安な日々が続くけれど、皆様が心穏やかでいられる日が1日でも多いことを願って。おわり。

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