見出し画像

グクちゃんについて


ローリングストーンの翻訳記事がとーーっても良かった。グクちゃんの記事を読んでグクちゃんについて書きたくなったので、スタート💫

何をしても天才肌のあなたは、「黄金マンネ(完璧な末っ子)」という愛称でも親しまれています。ですが以前も言っていたように、かなりプレッシャーもあるのではないでしょうか?

という質問に対してのグクちゃんの答えは

人からは万能だとか、オールラウンダーだとか言われますね。もちろん、なかには得意な分野もありますが、持っている器量や才能を甘んじて受け入れることは、必ずしも良いことではないと思います。限られた分野で上達できるのは、がんばって練習したときだけ、それも一生懸命やって、集中したときだけです。ですから、あまり自分のことをオールラウンダーだと思いたくないんです。ただ、挑戦と努力を続けたいだけです。もちろんプレッシャーは感じますが、僕が必死になって最高のパフォーマンスを目指すのは、こうしたプレッシャーのおかげでもあるんです。あまり自分のことをオールラウンダーだと思いたくないんです。ただ、挑戦と努力を続けたいだけです。もちろんプレッシャーは感じますが、僕が必死になって最高のパフォーマンスを目指すのは、こうしたプレッシャーのおかげでもあるんです。

持っている器量や才能を甘んじて受け入れることは、必ずしも良いことではないと思います。


この言葉に、グクちゃんの芯の部分が詰まっている気がした。

人間、このマインドが崩れてしまった途端に、成長や向上が出来なくなる生き物ではないかと思っている、個人的な意見だけれど。

地位を確立し、名声に慣れることで驕り高ぶる人もいる。しかし、グクちゃんは 自らを常に省みて 奮い立たせることが出来る人であると思っている。

もしかしたら 人間にとって 1番難しいことは、本質が"変わらないこと"なのかもしれない。

⚠️ここで言っておきたいのは、"変わる"ことが悪だと言っているわけではないということ。

以前、BREAK THE SILENCEのdocu-seriesで LYSツアーのシンガポール公演後に、グクちゃんが上手く出来なかったと 自分自身を責めて涙する場面を観た。そんな彼をジミンちゃんが抱きしめ、上手くやっていたよ、と皆が彼を宥める姿は グクちゃんがどれほどヒョン達に愛されているか、普段から努力を惜しまず音楽に向き合っているかが よく分かるシーンだった。普段の、それぞれの役割分担も垣間見えるシーンでもあった。

ホビホビが泣き止んだグクちゃんに対し「体が壊れるほど激しく踊っている、自分が大変な時に調節しなくちゃ。ただ激しくやるのはプロらしくないよ。身体が壊れたらどうするの。」とキチンと話していた。

ホビホビの言う通り、グクちゃんは、身体が壊れるほど激しく踊るところがあったと思う。彼は若くして、グループの支柱となる立ち位置のことが多く、責任感から 自分のことが後回しになりがちになっていたのかもしれない。「黄金マンネ」という肩書きは、なんでも人並み以上に、完璧に出来なければいけないという 大きなプレッシャーを背負うキッカケになったのかもしれない。

そんなグクちゃんをリスペクトしつつ、こうしてハッキリと意見を話すことが出来る ホビホビの、一人一人を見る能力は素晴らしい才能だと感じたし、プロであることに対する責任を感じた。その意見をしっかり聞き、受け止めようとするグクちゃんも、素晴らしいと思った。その後のナムジュンのフォローの入れ方が非常にユニークで素敵だったので、まだ観てない方は是非☺️笑

ずっと自分に満足できないというのは、途方もなく苦しくて 辛いこと。それでも、その痛みさえも自分の力に変え、進み続けるのがグクちゃんなんだと思う。それが、グクちゃんの歩み方であり、人生のテーマなのかもしれない。私のただの思いなので、グクちゃんに聞かなきゃわからないけど。笑

様々なことに長けており、沢山の才能を持つグクちゃん。(勿論 そこには途方もない努力もある)そんな彼が時折見せる、自信の無さはどこから来るのだろうか。自らを奮い立たせ続ける グクちゃんの強さから生まれる「影」のようなものなのか、自信を持つことで生まれる怠惰を恐れる、彼なりの とても鋭い防御でもあるのかもしれない。なんだか、野生動物の話でもしているのかと不思議になってくるが、私から見るグクちゃんは 純粋でもあり、とても野生的なのかもしれない。

画像2

そんなグクちゃんは、年齢を忘れさせるくらい達観し、成熟した一面も見せてくれる。外見は勿論、大人になった。それでも、彼の美しいガラス玉のような透き通った声と 心はそのままなのだ。彼は凄く良い意味で変わらない。ローリングストーンの記事で、ホビホビはこう答えている。

「ずっと昔からお互いのことを知っています」と、BTSのJ-HOPEは最年少メンバーで23歳のJUNG KOOKに先日このように話していた。「でも、君の少しも変わらないところが好きです」。

彼は 感受性がとても豊かで、小さな子どもみたいに素直だ。歳を重ねて、逞しく凛々しくなった今でも、可愛らしく、愛おしさを感じさせる。ヒョン達が皆、グクちゃんが可愛くて仕方ないのも頷ける。ジンくんにはすぐに戦いを仕掛けるし、暇さえあればヒョン達の肩を抱いていたり、膝をバシバシ殴ったりしている、悪戯もピカイチ。なんとまあ、大きくて筋肉質な子どもなのかしら🦘(笑)

画像3

大人が、子どものように純粋だというのは、自らの欲望に正直であることと同時に、人や事柄は「変わっていく」ことを知ってしまっているということ。それって、恐れや不安を抱き易い上に 苦しみも生まれるものだと思う。大人になると人は、その恐れと向き合うことから逃れる術を知っている。恐れや不安は時に、人の心を大きく歪ませる。自分の恐れから逃げることなんて、大人になれば容易くできてしまうものだろう。

それでも、彼は変わらず純粋なままで在り続ける。恐れや不安から逃げない。ひたすらに他者と自分自身に、正直に向き合う姿勢を私は尊敬している。彼の強さには、脱帽である。これは、グクちゃんだけに限らず BTS全員にも感じる強さの一つな気もしている。

そして、悔しい時も 感動した時も 彼はよく泣く。彼はヒョン達やARMYのことを、他者を本気で思って泣ける人。そして、泣いているヒョンを見つけたら優しく抱きしめてあげられる人。

彼の心は、感じた感情が 波のように押し寄せ、それが時に、涙として零れ落ちているのではないだろうか。テテちゃんと少し似た面があり、喜怒哀楽がとてもわかりやすいグクちゃん。豊かな心を持ち、時を経ても変わらない 彼の純粋で素敵な部分。その素晴らしい感性は、彼の作る音楽にもよく表れていると思う。好きな曲は山ほどあるが、Still With YouとBEGINは特に大好き。

画像5

グクちゃんの純粋な心は、本人の努力は勿論のこと、共に時を重ねてきた6人のヒョン達が守り、育てたようなものだと思っている。彼の心や本質を否定せず、彼自身を受け入れてくれたヒョン達が居たからこそ、今もガラスのような、キラキラした目をしたグクちゃんが存在するのかもしれない。多分、6人のヒョン達がいなければ、今のグクちゃんは存在しなかったと思う。だからこそ、彼に影響を与えた6人の生き方もマインドも本物だな、と思える。

グクちゃんは、「RMのどのようなところに惹かれたのですか?」という質問に対して

当時のことはあまりはっきり覚えていないのですが、単純にRMがすごくかっこいいと思ったんです。あの頃は、歌手になることについてあまり深く考えていませんでしたが、彼のラップ映像を見て、心底かっこいいと圧倒されました。運命が僕をRMへと導いてくれたんだと信じています。

こう答えている。彼らは互いに秘めた輝きを放ち、その光に導かれ 出逢ったのかもしれない。ナムジュンの放つ輝きに、グクちゃんが言うように運命によって導かれたのだとしたら、とっっても素敵で、面白くて、不思議なことだなあと感じた。

画像6

同時に、7人でなければダメだったのだと改めて思った。全く違う個性を持った7人。輝きを秘めていた7人であっても、互いへの愛とリスペクトがなければ、そもそも自分には関係ないことだと、グループの問題を放置することも出来るはず。それでも話し合い、意見をぶつけ合って構築された絆と、音楽への思いと愛が、今のメンバー達を、BTSを成長させ 今の彼らが、グクちゃんが存在するのかもしれない。


私が、ふと思いつく グクちゃんの可愛いところは、生き物への愛情溢れる接し方かな。彼は虫にも動物にも1人で話しかけたりしている。好奇心旺盛である🤣soopでは、包丁に話しかけていた気もする…(笑)そんな彼を、ヒョン達は馬鹿にしたりすることもないし、否定することもしない。彼らは、互いを一個人として尊重し、受け入れ合っている。きっとそれもBTSの素敵なところだろう。

画像6

さて、ローリングストーンの記事に戻ってみる。グクちゃんは、「普通の生活が恋しくなるときはありますか?」という質問に対しこう答えていた。

たしかに、あまり学校には行けませんでしたが、失うよりも多くのことを手に入れたと思っています。時々、仲間同士で遊んだり、旅行に行ったりする友人を見てうらやましくなることもありました。もしかしたら、僕はそうした機会を逃してしまったのかもしれません。でも繰り返しになりますが、失うよりも多くのことを手に入れたと思います。

彼らは、 きっと、うんと早く大人になった。というより、「大人にならざるを得なかった。」のだと思う。それが良いことなのか、悪いことなのかというのは私にはわからないし、私が決めることではないのだけれど。

ただ、グクちゃんは13歳で親元を離れ、歳の離れたヒョン達と生活を共にした。たった13歳。普通の13歳なら、経験しないであろう物事や感情と 幾度となく対峙し、乗り越えてきたんだろうな。と思うと、胸が熱くなる。

それでも、皆「失ったものより得たもののほうが多い」と答えている場面をよく目にする。

普通の生活をしてみる人生も送ってみたかったなあという思いがあることに対して、それは当然の感情だと思う。

私達の特別は、彼らにとっての日常。逆に私達にとっての日常は、彼らにとっての特別。

この差は、簡単にはひっくり返らない。人間、全く別の人生を歩んでみたいと一度は考えるものじゃないかな。逆に、「羨ましくなることもありました。」という人間らしい考えを吐露してくれたグクちゃんにちょっと安心した。

胸を張って「得たもののほうが多かった。」と答える 彼を誇りに思うし、彼が生み出す音楽を愛する者としては、これほど嬉しい言葉はないと思った。

実はラッキーなことに、BTSのオンラインショーケースを 昨日見られていたのだけれど、グクちゃんが言ってくれた言葉を紹介。

私たちは一緒に分かち合った思い出が沢山あります。今、この瞬間も振り返ると、すごく楽しい思い出や楽しい記憶として残ると思います。このような状況でなければ 多分、なかなかできない珍しい体験を一緒にできているので、意味深い思い出になると思います。このような素朴な幸せがあると思います。私たちは状況がよくなったらみなさんに真っ先会いに行きたいです。それまでどうか元気で、応援して下さい。本当に愛しています。ありがとうございます。

全文ではないけれど…。グクちゃんの「このような素朴な幸せがあると思います。」という言葉がとても心に沁みたし、グクちゃん自身がこの状況をしっかり受け止め 今を懸命に生きているのがよくわかって、嬉しかった。コロナ禍による状況の変化で生まれた困難さえも、彼は自分の力にして 乗り越えていく。そして、「状況が良くなったら真っ先にARMYに会いに行きたい。」という言葉は絶対に嘘じゃないと信じられる。

ソジュコンの記事にも書いた気がするけど、グクちゃんはその時感じた気持ちを、そのまま言葉にしてくれる。

彼は、本当にまっすぐな人で。キラキラした一番星みたいに、これからも私たちを照らし続けてくれるのだろうと 彼のこれからが、私は楽しみで仕方ない。

画像6

よし!結局グクちゃんが大好き、という 私の 私情だらけのnoteになってしまったけれど、グクちゃんのことを書けてとても楽しかった。

この辺りで、おわり!

画像7









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?