贔屓のおいなりさん
決まって "いなり寿司" のみを注文するお客さんがいる。お店のメニューにはない特別メニューだ。12個で650円ほど。いなり寿司が大好物なのだろう。。
実は、すぐ隣の食堂ではお稲荷さんをもっとリーズナブルな値段で提供している。それなのに 'サーモン寿司(店名)' でいなり寿司を注文する。
「ふむ。。なんでだろう?」
理由を考えてみる。
酢飯の酢の具合か?
油揚げの味付けとご飯の量が微妙に良いのかな?
セットで付く野菜サラダとお味噌汁のファンなのかもしれない。それともお店の雰囲気が良いからか?(行き過ぎか…)
想像はどんどん膨らむ。
何はともあれ。お客さんのこういう '贔屓(ひいき)' は嬉しいものだ。'サーモン寿司' の更なる発展への励みとなり、商売に対する情熱が更に熱くなる。ここで表現する'商売' とはただのお金の動きではない。そこには人とのドラマがあるんだ。
'サーモン寿司' ではそんなドラマを沢山作っていきたい。
でも。いつかは聞いてみたい…
その贔屓の理由を。。
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