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OIR、はじめました

4月からひっそりとやっている生活実験は「OIR」。

アーティスト・イン・レジデンスなどが割と有名かもしれないけど、ぼく自身は、京都でのライター・イン・レジデンス、鳥取でのブロガー・イン・レジデンスに過去に参加させてもらった。名称は違うが、こちらも参加させてもらった福岡上毛町のワーキングステイは近しいものがあった。

その地域にアーティストなり、ライターなりを読んで、ある程度の期間(1w以上)暮らしながらそこで制作をしていく。作品であったり、記事であったり、職業によってもちろん異なるのだけど、そこである種”よそ者”の眼とその人の技術を持って、情報発信などを行っていくというもの(ザックリと)。

大阪では無職・イン・レジデンスなる動きがあり、これはちょっと変わりダネではあるけども、それ以外にも地方田舎に足りないとされる(技術を持ち合わせた)食文化としても、「シェフ/パティシエ/バーテンダー/バリスタ・イン・レジデンス」あたりは需要があるんじゃないかと思っているし、個人的にもそういった仕組みをつくれたらいいなぁ、とこそこそ動いていたりもする。

で、そこは本題ではなく、OIRなんだけども、これは「オオミジャ・イン・レジデンス」なわけで、通常は自治体やどっかの団体が、アーティストなりライターなりを呼ぼうってのが大枠なんだけども、これはぼく、オオミジャがその家なのか施設なのかに(なかば押し売りで笑)行ってやろう!というプロジェクト。迎え入れてくれる人たちには、もう頭が上がらないんすよ。

その町の雰囲気を知るまで、そして家主とのコミュニケーションも考えると、2wから1mほどの期間がよくて、その地域だったり家主についての情報発信ができればというのと、東京・神奈川を中心とした首都圏のローカルや多様性を見つけたり、それをマスに侵された頭にリマインドするための意味合いも若干ある。

いわば、首都圏でのお試し移住を約1ヶ月毎に繰り返していくような。今の拠点っぽい場所が、新宿・表参道・日本橋なんだけど、毎度乗る電車が違ったりして、感覚も変わって、なんだかおもしろいし、町毎の特徴もなんとなく見えてきたりもする。

ある程度、知り合いで、活動の部分が見えるからこそ、一緒に暮らしてたりすることで見えてくる、その人の暮らしや仕事の"裏側"には気づきも多く、ためになることも多い。

ゲストハウスに半年以上滞在していたことがあったり、もっと遡れば、学生時代、自分のアパートの合鍵を2、3人に渡して、好きなときにどうぞ」、と共有していたときくらいから、家庭毎に暮らしの文化は違うから、こりゃ異文化交流に近いものがあると思っていた。それを、今またぶり返して、実験していることにもなる。

かつて米田智彦さんがやっていた「ノマドトーキョー」に感化されていることは否めないが、時期が異なれば、世代もキャリア、現状における条件が異なっている。そして、あくまでイン・レジデンス的な要素を取り入れたいので、滞在期間などは若干のルールを決めていたりは違うかもしれない。

まだアーカイブできてないのだけど、7月くらいから西新宿にはじまるOIRを出していこうかと思う。そして、まだまだ7月10日以降のOIR先が決まっていないのもあるので、ちょっとPRしたいなぁ、とこうやって書き留めてるわけなんです。

ぼく自身が実験モルモットのような感覚ではじまった生活実験が、OIR。以後、お見知りおきを。あ、ちなみに、今は綱島(神奈川)にいます。東急東横線の暮らしを味わい中です。

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