見出し画像

気ままに


仕事帰り、まったく予定になかったけれど急に行きたい気持ちになって、行ってみたかったカフェへいった。

先月オープンしたばかりの店主さんおひとりでやっているお店。メニューは珈琲や紅茶と米粉のおやつ。

なんで、今日急に行きたくなったかというとインスタのストーリーに「今日までのメニュー」とのアップされていて『絶対今日行かなきゃレーダー』が出てしまったのでなにかに操られたかのように駆け足でそちらのカフェへ出向いた。

(私はおそらく期間限定メニューに弱い愚かな人間)

ビルの3階、階段を上がりカフェに到着。
素敵な景色を眺められる大きな窓があり、私好みの曲が奏でられていて入った瞬間から落ち着いてしまう。(テイクアウトにしようかと思ってたが1秒でイートインにする事にした)

ロールケーキも食べたかったけれど完売してたからやはりさきほどの「今日までの…」と珈琲を注文した

注文したおやつが来るまでは大きな窓から見える風景を眺めていたり、曲を聴いてたりした。

『幸せのまわり道』が流れてきたときは、つい反応して動物的な動作をしてしまった(誰もみてなかったと思うけど)

「(私もこの曲すきなんです〜!!お店の方もあのドラマみてたのかなあ〜!?)」

…という思いをグッと堪えながら、ひとりニコニコしてた。

注文したものが来た

八朔とチョコとローズマリーのマフィンと
ブレンドコーヒー(深煎り)


米粉で作られているからというのもあって生地がふわふわしっとりで好みな食感。八朔とチョコにまさかのローズマリーは意外にもよく合っていた。ローズマリーってスパイシーさがあるハーブなのにお菓子にも合うんだなー。
珈琲とも相性がとてもよい。珈琲の種類だけで4種あったからまた違うものを頼んで飲んでみたいな。 

知らない曲が流れてきてて、なんとなく好きな歌詞だな〜と、
「カフェオレ飲んでる君がいる♪」というひと節が聴き取れたから検索かけてApple Musicで帰りに聞いて速攻コーヒーに関連するプレイリストに仲間入りさせた。
声はなんとなく、矢野顕子さんを彷彿させるような優しい歌声に跳ねるような楽器の音。

ついゆっくりしちゃって1時間、居心地よい〜
でも、カフェの通り道で気になった本屋の看板があったからと重い腰をあげてカフェをあとにした。
(店主さんにインスタみてます!と少しばかりお話しさせてもらった)

看板から良い雰囲気漂っていたから寄ってみて大正解だった。(エッセイ、食、絵本、昔の書籍なども。あと、どこから見つけてきたん!?というようなヘンテコリンな置物も沢山あって良かった)

最近は本よりも本棚が欲しいと思って本は買わないようにしてたのについ手が伸びて2冊も買っちゃった。  

片方1冊のパラ読みして速攻で購入に至った好きだなと思ったページ

そこの本屋を後にして、まだまだどこかに寄りたい気持ちだったから知らない小道を歩いてたら1回だけいったことのある本屋さんに辿り着いて、ついついお店に入っちゃった。

前来た時と店内のディスプレイが変わってた。

私も紙で持ってる漫画たちがズラーッと並んでて私の部屋かな?と錯覚起こした
(近藤聡乃さん、和山やまさん等)

こちらの本屋さんの本棚が前前からみてて思ってたけど、木で出来ていて背面がなくて天井まであるのって本の収納、沢山しやすそうだし、地震にも強そうだし良いな〜と。
調べてみてはいたがお値段はそれなりに高い。
でもやっぱり直接好みな本棚を見てしまうと欲しくなる魔法にかかる。

さっきつい本を買っちゃったから今度は買わないようにチラチラと本のタイトルを横目にみて2時間くらいは居れそうだったから早々と2個目の本屋さんを後にして商店街の中を歩き出した。

商店街の八百屋を覗いてしまったばっかりに
「安い!!!!!!!」と手に取り無意識の内に購入していた人参新タマネギ玉子



近くの駅に向かう途中、今日はとにかく良い適切な気温だったな〜とじんわり思い出す。暑いとも寒いともない、ちょうどいい

生成り色の軽めのスウェット一枚で過ごしても十分いい春を感じた。
首筋を通るふうたらぬるい風が気持ちよかった。

街はTシャツの人もいるほどだった。桜も早く見に行かなきゃだ