グッバイ都構想

 私はどちらかというと賛成派でした。

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 大阪市を廃止し特別区を設置する住民投票、かなりの盛り上がりを見せましたが結果的に反対派優勢となりましたね。

 まあ、大阪市民として、半々になるのは仕方ないと思います。ただ、大阪府全域としては本来プラスになる案だっただろうなと思っています。
 また次があるかどうか、かなり怪しくなりましたね。個人的には悲しく思います。

 今回、日本全国から右派左派それぞれ反対派が結集してましたが、そのあたりの影響力がどれほどあったのかも気になるところですね。

 反対派は今回「大阪市廃止反対!」というのをキーワードに勢力を強めた感がありました。私個人の意見としては、「大阪市」がなくなることにどれだけの意義があるのかと疑問に思います。「大阪」であることに変わりはないのに、「大阪市」である必要はどこにあるのか、と。
 まあ私は社会人になってから大阪市民になったので、生まれが大阪市の人たちとは考え方も違うでしょうが。

 実際のところ、厳しかったのは、「政令指定都市でなくなることの意義」や「特別区となったあとの成長ビジョン」が明確に提示されなかった点ですかね。大阪府全域・関西全域という広い枠組みの中で、どんな未来を想像しているのかがあまり見えてこなかったなぁと。

 将来的には道州制なんかの枠組みも見据えていたところでしょうが、大改革はまた一歩遠のいたということで、「変化」はこれからも訪れなさそうです。
 なにもしなくても、世間のほうが勝手に変化していきそうな今日このごろですが。

 さて、明日はお休み。でも体調が悪いので家でおとなしくしていようと思います。

 おやすみなさい。

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