見出し画像

7 ディレイCB(OOP)

OOPでフロップへ進んで、フロップチェック、相手もチェックでターンへ進んだ状況が今日のスポットライトです

GTO推奨頻度は30-45%で、テーブル平均のディレイCB率は37%
GTO CB成功率は30-50%テーブル平均は55%

つまりはインポジのプレイヤーのチェックバックレンジが保護されていない(強化されていない)のと、正しくコール出来ていないのとがこの成功率になると

COオープンBTNコールでフロップへ。SPRも高くこのボードでPOTにチップを入れてもあまりメリットがなさそうなのでフロップをチェックしてチェックレンジを保護しておく

ターンでQが重なったこの状況で、再度チェックするのにどれだけの価値があるか?もし今BETした場合に相手にどれだけフォールドエクイティがあるかをまず考えようと

チェックコールはあんまり現実的ではないし、チェックレイズは弱すぎる。ショーダウンバリューはほとんどないと言っていいのでチェックした場合に勝てる見込みは殆どない

ベットする理由はいくつかあって、6のブロッカがある事と、チェックコール・チェックレイズ出来ない事と、フロップチェックを相手が選択したことで高頻度でフォールドしてくれる傾向にある事と、ショウダウンバリュが無い事。勿論相手がセットや3カードになってる場合もあるが今回は66%程度のベットを選択で相手がダウン


UTGvsMPフロップチェックチェックの場面
相手がフロップチェックという事は基本的に相手も持っていてもA絡めてのストレートだけど、UTGオープンに対してMPからコールしてるし頻度としても多くなさそうで、そして自分がそのキーとなるAを1枚持っていて、フラドロもついたと。とは言え現状SDV(ショウダウンバリュー)は無いのでベットすることに。そして相手がダウン。これは我々がディレイCB(OOP)を打ち始めるには持って来いのハンドである
(ストレートブロッカー+フラッシュのエクイティ+SDVが無い)


COvsBTNでチェックチェックの状況
フロップはあまりこちらのレンジにマッチしておらず、CBを打つボードじゃないと。相手も大抵はチェックすべきだと。で、ターンで9が重なる

相手がチェックバックしたという事実を踏まえて考えなくてはいけないと。相手に強いハンドはあまりなさそうで、オーバーペアを持っている可能性もあるが、それもあまり高頻度ではなさそうだと。こちら側はフロップ高頻度でチェックするので、強いハンドがかなりあると。SDVは現状7ヒットがあるが、相手にフラッシュカードが落ちるとそれも無くなる可能性がある。そもそもここでオーバーペアに対してチェックコールする事は望ましくはないので、7ブロッカーもあるしベットすることを選択


UTGvsBTNでフロップチェックチェックの場面
BTNがフロップでCBを打つハンドはセットや2ペアや、フラドロの強い所や下スト関連だったりするが、CBされなかったという事はそれらのハンドである確率が低いという事を前提としてターンを考える

コチラのハンドにはSDVが無く、フラドロは一応ある。AがA3のストレートをブロックしているし、7を持っていることもポジティブな部分だろう。という事でBET


えーCOvsBTN。フロップチェックチェック。基本的にフロップでCBは打たないみたいです。で、ターンでAが落ちると。フロップでCBを打たなかったコチラ側にとても良いカードで、AはもちろんKTもありえる。そしてハンドにTがあり、KTをブロックしている。そしてダイヤ1枚ある事が、相手がターンでフローとして来かねないフラッシュドローをブロックしています。そしてこのハンドには現状SDVが無いので色々含めるとBETする理由はたくさんある。ペアをブロックしていないだとかKを持っていないだとかでチェックしてしまう人は多いけど、これはかなりディレイCB出来る強いハンドだと思われる。という事でBET


MPvsCOフロップチェックチェック
ターンで6が落ちて、我々にとっては割とまともなカードが落ちた。そして我々は5を持っており、56.55.54などのハンドをブロックしている。フロップをコチラがチェックしているし、相手がフロップをチェックしている所から考えるとBETしたい


COvsBTNフロップチェックチェック
ターンで6が落ちて、フラドロ+ストドロの形になり、SDVは無いので迷わずBETに行きたい局面なのでBET


長くなったので次回ディレイCbet打たなかった所をまとめます
ではでは

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?