19 トリプルバレルBTN vs BB part2

えー今回は前回の愛のトリプルバレル編の続きです

BTN vs BBでフロップ、ターンと3/4POT打ったこの場面、リバーではチェックバックかフルポットベットの二極化されるので覚えておきましょう。ではケース分けしていきます

ブランクカードの5hが落ちた場面。リバーでの状況は変わらずこちらはベットベット、相手はチェックコールチェックコールと強いハンドを主張してきた我々に基本的には分がありそうです

AA以上は常にベットしましょう。セットやフルハウス、クアッズまで

興味深い物はKKやQQではなく、JJはベットになっています。KKやQQをフォールドさせられる可能性もあるし、ブラフキャッチャーのTｘにも一応バリューはあります。JJのベットは直感的に反している気がするけれども、言うほど悪くないよと

T９を持ちつつ、KQJを抑えていないハンドはブラフでBETしたい。こちらはフルハウスアウツをブロックしつつ、KQJを抑えていないというのは、相手にオーバーペアの可能性を少しでも残したいからである。TxはSDVがいくらかあるしそのままチェックバックしよう

QやJを抑えていない9xや5xの方がブラフをしたい。QやJは相手にストレートドローの可能性を多く残しつつ、そこに向けてのブラフであり、SDVがあまり無いこの状況ではブラフした方が良いかもしれない。相手のドロー系のカードを抑えていない方が良い

フラドロオンリーな所はあきらめましょう。自分がフラドロを持っている場合は相手がフラドロな可能性は少なくなります。逆に自分にフラドロが無い場合は、相手にフラッシュドローミスの可能性が残されているという事で、そこらに向けてブラフベットしたいので、フラドロを自分達が持っている場合はブラフはあまり良くない気がしませんか？

フラッシュスートを持っておらず、OJ8辺りを抑えていないエアーなハンドもSDVが残されておらず、かつ相手にはMAXでドローミスが残されているのでブラフしても良いのではなかろうか？との事

次の局面、ストレートも完成してしまう局面

フルハウス以上はもちろんベットです
ナッツストレートかつ、2xやJxのハンドもBETしましょう
AA、セット、ブロッカーの無いストレートはチェックバックしましょう

KKJxやQQJxなどのナッツフルになるJを抑えつつ、ストレートをもブロックしているハンドもブラフでベットして良いでしょう。相手はかなり苦しみます

JTｘも高頻度でブラフして良いだろう。フルハウスになる良いアウツをブロックしている

フラドロやフラッシュカードを抑えていないTxや９ｘもブラフして良い。なるべくフラドロミスを残すのがコツでエアーもSDVが無いので結構ブラフしちゃいますよと

次の局面はリバーQｄ。フラッシュもストレートもフルハウスもあり得てしまいます

フルハウス以上はベットですね

ナッツフラッシュの2xやQxを抑えた所もBETしましょう

セット・ストレート・ブロッカーなしのフラッシュはチェックしましょう

AAQｘやKKQxのオーバーペア系は思っているよりもＳＤＶの価値はありません。Qを抑えているならブラフに変えてBETしたい

QTxもここでは素晴らしいブラフになるだろう。TxのQ無しでも高頻度でブラフに変えたい

フラドロブロッカーがあるハンドも複雑だが、時々ベット時々チェックとなっている事を覚えておいて欲しい。EVとSDVに依存したアクションになる。

最後はリバー9h。これはあまり悪いカードでは無いです

9x以上は全てBETできます

2x/AAx/KKx/QQxこの辺りはチェックした方が良いだろう

少し前に出て来たJJxでしばしばオーバーペアを下ろしに行くのは良いブラフになるでしょう

txは我々が最も自然に打てるブラフです

フラドロはチェックバックです

QJやJ8の様なストレートをブロックをしておらず、フラドロブロッカーが１枚しかまだない状況、もしくはフラドロブロッカーが１枚も無い状況ではブラフベット出来る（相手に最大限にドローミスの可能性を残す）

かなり勉強になりますな
それでは今回はこの辺で！

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