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りゅうちぇるはひどいやつなのか

バチェロレッテの登場人物考察を書くつもりだったのに、結局書かずに鑑賞し終わってしまった。結末を見て自分の想像力に自信を失くしたから、、ということにしておきたい。

さて、おざみきさんとマクファーが結ばれてからしばらく、昨日あたりからTwitterに同じようなツイートが流れてくるようになった。

こちらの方のおっしゃる、「りゅうちぇる、」から始まるツイートのことだ。

一部抜粋

気に入らない役割からは降りられるという選択肢は男親という立場だから

Twitterより

「男らしさ」からではなく「責任」からおりた

Twitterより

など。

???
りゅうちぇるは何をしたんだ?
男親をおりた?

なにがあったのか、ニュースを読んで理解した

そういうことかあ。

さきほど読んだツイートは一旦おいておいて、ニュースを読んで一番最初に思ったのは

(きっと色々あっただろうけど)
2人の中で折り合いがついたことが本当に素晴らしいことだなあ

ということ。私は特にネガティブな気持ちにはならなかった。

先に見たツイートの内容についても、一部の人からするとそのように見えるんだなあ程度に考えて、寝床についた。

目が覚めてからそのことについて特に考えておらず、無心で朝ご飯を食べている時に一緒にご飯を食べていた人から突然

「りゅうちぇるはひどい、ぺこがかわいそう」

と話をもちかけられた。私の中で完結していた内容だったのでびっくり。

理由を聞くと、結婚して子どもを授かってからやっぱり無理は無責任。打ち明けるのが遅すぎる、とのこと。

そんなこんなで、図らずもこんなにちかくにもりゅうちぇるのことをひどいと思う人がいるのか、ということに気づけたのでもう少し考えてみようと思った。

りゅうちぇる批判側の意見(目についたもの)
・無責任
・もっと早くカミングアウトすべきだった
・離婚する必要がない
・父親論をかましていたのになぜ
・ぺこへの気持ちが冷めただけでは?
・ぺこ、息子がかわいそう

りゅうちぇる擁護側の意見(同じく)
・家族が幸せならそれで
・りゅうちぇるも苦しかった
・性転換を考えているのでは?

自分がもしぺこちゃん側の立場だったら、やっぱり「それは先に言っておいてくれよ」とは思うと思う。離婚する理由は納得するまで追求するし、世間にはしなくても自分にだけは心を許してカミングアウトしてくれても良いのに。と思ってしまいそう。ただ、自分の好きな人が一生を自分の気持ちを抑えて我慢しながら生きていくのを見ているのも辛いと思う。

りゅうちぇるの立場だったら、言うタイミングを逃した、もしくは今時点で自分の気持ちが変わってどうしても離婚ではなければいけない理由があるなら。やはりそれはその理由を納得してもらえるまで説明する以外はないじゃないだろうか。

ぺこちゃんのコメントを読んだ時、2人の中で離婚に至る何かが折り合いがついて、この発表を行ったんだろうな、という風に感じたから私の中ではそこまで違和感がなかった。あとはやはり家庭を持った経験がないからこその考えなんだろうなと感じた。

ただ私はりゅうちぇるが無責任だったとしても、本人が実際になんらか無理だと思ったことを「無理とか言ってないで責任をまっとうしなさい」と言ったところでだよなあと思ってしまう。責任の取り方や離婚についての考えが彼女たちの中で折り合っているのであれば。

ただ、りゅうちぇるを批判する人たちは、ぺこちゃんが心配&同じようなことを女性側が受け入れることを普通として扱われないようにという気持ちなのだと考えた。

あとは理想の夫?父親論はなんだったんだっていう矛盾に対しては、、私も矛盾は嫌いだけど、別にりゅうちぇるが男性だろうが女性だろうが、理想の夫や父親を語ることは自由だと思うかなあ。りゅうちぇるの理想論を聞いて傷ついた人は今回のことが起きようが起きまいが傷ついたのだろうし、なんだか今回のことに乗っかっただけのように感じる。

自分の生物的な性別と精神的な性別が分かれていたことがないので、りゅうちぇるの辛さはどうしても理解できないと思う。理解ができないからこそ、私はりゅうちぇるの行動について簡単には否定できないなと思った。

一方でぺこちゃんの方の気持ちは共感できる人が多いので、今回のような状況になっているのかなあと。

芸能人でなければ、自分達だけの話でこう大ごとはならなかったのかもしれないことを考えるとざらっとした気持ちになる。。

特に今回の件に対してどう思った方が良いとか、どう解釈した方が正しいとかではなく、少し考える時間と文字を打つ時間がとれたのでまとめてみた。

世の中の全ての人が自分人生を思い通りに歩めるなんてことはきっとないんだろうな。りゅうちぇるもぺこも息子くんも幸せになってくれたら良いです。


追記
りゅうちぇる、安らかに。

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