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特別定額給付金の使いみち

ウワサの特別定額給付金。幸い我が家はそんなに経済的ダメージを受けたわけではないので(ありがたいことに、夫は一部在宅勤務&自分は育休中。子どもが2ヶ月間保育園登園自粛で、食費と光熱費がやや増えたくらい・・・)、最初は受取り辞退しようと思っていました。ただ、「辞退してもそのお金が何に使われるかはわからない。ぜひ受け取って、賛同する活動に支援をー」という呼びかけを目にして、「たしかに!」と納得。寄付することを前提に、申請することにしました。

もっとも、自分ひとりの判断で家族全員の給付金の使いみちを決めてしまうのはさすがにダメだなと思い、夫に相談(というか問いかけ)。「お父さん10万円ほしい?とりあえず私は寄付しようと思うけど」と話すと、夫は寄付することに対していまいちピンとこなかったらしく、自分の分は子どもたちのために使いたいとのこと。考え方は人それぞれだし、あまりここで議論するつもりもなかったので、夫の分は2人の子どもに半分ずつ分け、子どもたちの分はそのままそれぞれのために残し(上の子についてはどう使いたいか話し合ってみようかなとも考え中)、自分の分だけ寄付することにしました。

さて、方向性を決めたら、次は実際にどこにお金をもっていくか。調べてみるとコロナ関連の寄付プロジェクトをいくつか発見。一方で、学生時代の友人やお世話になった方々が行っている活動や取り組みなどもあって、より顔の見えるところで役立ててもらいたいなと思い、友人・知人が関連する活動に分散して寄付することにしました。

そのうちの一つがこちら。

子どもや親子支援を行う民間組織(NPO、サークル、企業など)が連携し、子どもや各家庭を「ひとりにしない」ために、さまざまな体験や学習支援、必要な物資を家庭に届けるプロジェクト。岡山県内の活動で、私自身は岡山にゆかりがあるわけではないのですが、学生時代にお世話になった方々が活動に携わっていること、プロジェクトの問題意識やミッション・ビジョンに賛同できること、そして携わる方々の想いに共感できることなどから、ぜひ実現させてほしいと思い、支援させていただきました。

先日6/25に締め切られたクラウドファンディングは、無事に目標達成。これから具体的な活動がスタートしていくのが、とても楽しみです。

そして、友人の活動をもう一つ。

国内の支援はもちろんだけど、やっぱり海外のことも忘れてはならない。最近の活動のようすを拝見して、改めてそう思いました。
「地雷」「小型武器」「子ども兵」「平和教育」という4つの課題に取り組む当団体。支援先の地域では、新型コロナウイルスの感染そのものによる懸念もさることながら、失業や一時的な収入減など経済活動の制限による影響も深刻であると報告しています。

新型コロナウイルス対策の緊急支援プロジェクト、募金キャンペーンは5月末で終了していますが、プロジェクト自体は引き続き行われています(寄付も随時受付中)。

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ちなみに、今回調べていたなかで見つけた、コロナ給付金寄付プロジェクト。

https://corona-kifu.jp/

ヤフーやトラストバンクなどが中心となって発足したプロジェクトで、先日寄付金が1億5,000万円を超えたと、ニュースでも報道していました。

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ところで、「給付金を寄付しようと思っている」という話を実母にしたところ、「それもいいけど、わざわざ寄付というかたちをとらなくでも、積極的に使って(社会に還元して)いくことでもいいと思うよ。」という反応がかえってきました。よく見えないところに寄付するよりも・・・というニュアンスが含まれていたように感じますが、それも一つの考えだと思います。

私の場合は、支援したいと思う活動をしている人たちが身近にいたので、寄付という選択肢を選びました。それが、お気に入りのお店で使う、近隣の商店を応援する、とかでもいいと思います。もちろん、日常の生活に必要だから使うというのも(本来はそのための給付金だし)。いずれにしても、自分が納得できる使いみちで活用するのがいちばんかなと思う今日このごろです。






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