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カレーとウェンバンヤマ

 カレーより最強の料理ってあるだろうか、昨夜久しぶりに家カレーを作った。
 ルーの箱に書いてあるように作れば、お店で出せるとまではいかないが大満足カレーが簡単に美味しく出来上がる。
 普段食べない激辛のルーで作ったカレーを掬い、ヒィヒィ水を呑みながら朝のサマーリーグについて考えていた。

 みなさんは今日のウェンバンヤマを見て、どう思っただろうか、私はスパーズファン目線見てしまっているので、一人でペイントエリアを制圧する身長の高さ、腕の長さは流石ドラフト1位!やはりエイリアンだ!と思ってしまう。
 しかし、フラットな目線で見たら、シュートが思ったより入らない、線が細すぎるなど荒い部分の方が目立ったかもしれない。
 そう思うのも解るが、今日の試合を見て感じたのはウェンバンヤマは最初から最後まで地に足がついていないようなプレーをしていたことだ。
 いくら鳴物入りでNBAに殴り込んできたとはいえ、デビュー戦でいきなり満員のスタジアム中の客が一挙手一投足を注目している中で緊張せずにプレーできた方がおかしい。
 その緊張のせいかシュートタッチが最後まで戻らなかったんだろうなという風に感じた。
 
 コップをおいて、また一口、ルーに絡んだ豚コマ肉を食べてアッ!と思った。
 それはウェンバンヤマがいい意味でも悪い意味でも異彩を放っていたこと。
 スパーズのバスケットはサマーリーグの中では完成度が高く(個人的感想)シャンパニー、バーロウ、ブランナムを中心にバランスが取れているが、超高性能のウェンバンヤマが入ると、そのバランスが乱れているように見えた。
 カレーを作る時に玉ねぎ、にんじん、じゃがいもを鍋に入れて、そのあと急にステーキ用の松阪牛を投入したようなそんな感じだ。
 でも、そこも当たり前の話でチームで全然練習をしていないのだから、動きが鈍いのは当然仕方のないことで、今のウェンバンヤマは伸び代しかない。
 まだ一試合だけの感想なので、次の試合でとんでもなく動きが良くなるかもしれないし、もう次の試合が見たい。
 あぁ、ウェンバンヤマが成長してカレー用の松坂牛になってスパーズカレーが絶品になるのが待ちきれない🤤

 

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