つまらない人生の途中で

この つまらない人生はいつまで続くのだろう
つまらない夢の中で また人間の女に
「お前のせいで全部駄目に成った」
という態度をされた
つまらないと 下らないと 空しいと 誰かを見下す事で埋め尽くされた世界
そんな みんなが大好きな
上辺の言葉で飾り付けられた
令和の日本

「出来るだけ良い方に受け取る事にしている」
そう書いたら
「どうせコイツは馬鹿だから、良い方に受け取るんだろ」
と 小馬鹿にした態度を取った人間
そんな人間の一人を見て
「なんて人間という生き物の魂は醜いんだろう」
ボクは そう思った
見てくればかり気にして そんな見た目を上辺の言葉で飾り立てて
それで中身まで綺麗な振りをする
そんな濁った魂を持ち上げる 薄っぺらな美辞麗句

それでも小説を書いているのは そんな人間が全てでは無いと信じたいから
それは結局 「何も理解出来無い馬鹿な障害者」 に見えているのかもしれない
或いは 「居もしない神様に縋って居る勘違いだらけの狂人」 か?
結局人間は 自分達が考え出したレジームから抜け出せないまま
そこから見た風景だけが 真実の観点で 曇りの無い知覚だと思い込んで居るのだろう

「ニート」なんていう言葉もそうだ
本当の意味なんて調べもせずに マスコミが「無職の代名詞」に使っているから
馬鹿の一つ覚えで 無職を見つけると 「ニート」「ニート」と
動物の鳴き声の様に連呼する
「金を稼がない存在に価値は無い」という考え方自体が
金銭による支配システムに組み込まれている思想だとは 気付こうともしない
社会主義も 共産主義も 結局金を根底に考えているのに
それを見ようともしない人間達
「私達人間が考えた格差は 賢い格差です」
とでも言いたいのか?

まあ そんな事を言っても この人間に入っている内は この人間なのだから仕方無い
人間は 特に今の人間は
即物的に消費し 即物的に物事も他者も判断する
それを「コミュ力」だの 「言語化能力」だの
即物的な正当化を以って 即物的に結論付ける
いや 私もそうかもしれないけれど
外面性由来のものに 依存し易い そんな安直な人格の評価基準

取り敢えず 眠いから寝ようと思う

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