見下していた明日12と1/2

阿見町の女の影響だろう。
ナチスの思想を持った子供は依然残っており、
その子供達(主に女であったが)が、ヒトラーを見付け出して連れて来たのである。
「さあ!ヒトラー閣下御願いします!神とかいう
ガイジ(障害者全体を差別する目的の言葉。頭の悪い障害者共という様な意味の単語)
を殺して下さい!キリスト教徒も仏教徒もイスラム教徒も神道を信じる連中も
全員死ねばいいんです!
子供が神なのですから、それ以外を信じる者は皆死ねばいいんです!」
「ガイジざまあ!ガイジジャップざまあ!
白人以外は、KKKを愛するフェミニストの白人以外は、みんな死ね!」
「人を殺しても、子供だから大丈夫!子供は神様です!
植松聖さんみたいに人を殺す権利があります!」
「子供は叩いちゃダメよー!ギャハハハハハハ!」
しかし、その男アドルフ・ヒトラーは一言も発さなかった。
それは、廃人そのものであった。
何の気力も無い、人間の抜け殻であったのだ。
アイツによってヒトラーは強力な因子を生み出したが、
それが死んでしまった今、最早何の意味も成さない存在であった。
そう。これが、ヒトラーという男が未だに生きている理由なのであった。
無気力な抜け殻だからこそ、生きて居られたのである。
二十一世紀の尻を叩かれていない子供達、
その中でも尻叩きを否定する子供達が必ず心から
愛して居る人物、アドルフ・ヒトラー。
その人物は、その神と、英雄と讃えられたフェミニスト達が、
白人たちが愛する「世界で最も偉大」と称された人間は
「ただのゴミ」
であった。
先程まで「ガイジ」と大喜びで騒いで居た子供は、
何も言えずに呆然として居る。
僅かに残ったフェミニスト達も、茫然自失として居る。
しかし、これが現実である。
子供達の額には一人残らず、ナチスの象徴鉤十字が浮かび上がり、
一気に色が濃く成って行く。
加速度的に赤く成って、全員鉤十字が輝いて死んだ。
フェミニストも霊剣で切断されて全員死んだ。
それを見て、ヒトラーの口はほんの少し動いた。
「ハイル・・・ヒトラー・・・。」
すぐにヒトラーの周囲に数百の光の天使と、数万の闇の天使が姿を現す。
前衛の数人が一気に斬り掛かる。
一人は脳天を割り、一人は心臓を貫き、一人は腹を裂いて、人のは両足を斬り離す。
ヒトラーは常に関し状態であり、こうして何か事を起こせば、
即、魂を殺す予定であった。
これにて任務を全う、皆、次の任務の為に去って行く。

さて。
これからの事について、
続きを話そうか。

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