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京都橘大学 文学部 歴史遺産学科 准教授 中久保様 赤穂市教育委員会 文化財課 山中様 他4名様 今後の研究・調査・記録に活かして頂くために、デジタルアーカイブシステム『Rシステム/IRシステム』の“被写体全てにピントを合わせる深度合成機能”や“8000万画素の高精細画像を生成するハイレゾショット機能”、さらには”赤外線撮影による撮影効果“などを体感頂きました。 ■開催日時:2023年6月23日 ■開催場所:赤穂市立有年考古館
刀田山鶴林寺(兵庫県)にある平安時代に建てられた【国宝】太子堂の中には、灯明のススで黒く覆われてしまい、肉眼では確認することが困難な”壁画”があります。 これらの壁画は赤外線撮影によって詳細確認できることが判明しています。 今回、IR システムの特長である“三脚ハイレゾショット”を用いることで、高精細な赤外線画像を取得できることが確認されました。 ■撮影協力:刀田山鶴林寺 特定非営利活動法人フィールド
堺鉄砲鍛冶屋敷井上関右衛門家にある取引先の大名の名が記された木製の資料『御用札』 経年劣化で表面が黒化しているため墨書の判読が困難となっていましたが、IRシステムによる赤外線撮影によって27枚あるすべての『御用札』の内容を判明させることができました。 さらに、パソコンからカメラをコントロールして撮影することで、簡単、且つ安全に、短時間で撮影することができました。