おそ松さん第二期11話感想

復讐のチビ太

今回は丸々一話使ってのホラー回。予告を見ておでんのツケが限界に達した怒りか……と思いきやチビ太の真の怒りどころはそこではなかったというね。髪の恨みは恐ろしい。

本文中『』内にある日付つきの引用は当時ツイッターのものです(誤字脱字や二次創作的コンビ名などは訂正しています)。

『正直松どもみな殺したいとか死ねとか暴言吐きまくってるけど真に殺してぇ…っておもってるのチビ太だよなぁ(ツケ払え)
20:53 - 2017年12月8日』
『特に誘拐されて冬の海にさらされた松は学習しろー(そんな脳みそあったら10話Aになってねえよな)
20:55 - 2017年12月8日』

「さん」だけでも相当迷惑こうむってるけど「くん」時代も入れたら六つ子たちを10回くらい(ギャグ的に)殺してもおつりがくるくらいかもしれない。

『次男・三男も組み合わせとしては好きなんですけどこの組み合わせどっちかが優位になるとどっちかが多大なストレスになる組み合わせでもあるので平和を求めるなら三男・末弟かな…トッティなんやかんや三男には信頼を寄せてる感じがあるので
21:05 - 2017年12月8日』
『次男に対してはすっごい適当な感じの頼み方なのに対し三男へはガチのお願い感があるよね
留守中のお金も任せてたしトイレにもついてきてもらうし責任のあることを任すなら三男という信頼がなんだかんだあると思う
21:07 - 2017年12月8日』
『三男も末弟に対してなら自身の自尊心を傷つけることなく兄ぶれるし末弟も彼にものを頼むとき(特にトイレとか絶対に断られたくないお願いの時)はちゃんと相手を尊重するような(ホントにしてなくてもそうみえるような)態度で接するからお互いに穏やか
21:11 - 2017年12月8日』
『10話の炭酸にしても頼めばすぐやってくれそうな次男ではなくまず三男に頼むというのがなぁ(次男も家にいたはずなのにせつねぇ)
しかしこの次男にできることは三男にもできるという事が10話ラストのオチへの伏線だったのかもしれないね
21:12 - 2017年12月8日』

先に書いてしまった14話感想でも言ってますが今期チョロ松・トド松は本当に気になる関係性。そして何気に二期10話Aにも触れていますがカラ松は本当に弟からの人望がないな(苦笑)。本人はおそ松よりはあるって思ってるかもしれないけど正直どっこいどっこいだと思うぞ(二人ともタイプの違うクソ)。

まあ詳細は説明しませんがこの回のトータルの感想は「世の中金だな」ってことです(雑な感想)。六つ子たちに完全勝利したチビ太君の力は金でした(笑)。ある意味ニートのごく潰したちには一番真似できない勝利法なので本当に完全勝利。

私はホラーテイストに対してはそこまで思い入れがないのでホラーに関する感想は特にないですが一番印象的だったシーンは十四松によるチョロ松のお姫様抱っこです。

今回の話は最終決戦が十四松だった為主人公バリの活躍が多く大変目立っています。その上極めつけとばかりにチョロ松に対して横抱きしたまま逃走。滅茶苦茶優しい手つきのお姫様抱っこなんですよ……。しかもすごくさり気ない動作で。直前まで三男がやたらと転ぶシーンが多いので五男的には「担いだ方が早い!」って事なんでしょうけどそれにしても抱っこの仕方が優しすぎました。

一方次男兄さんは転んだ三男見捨てて逃げました(ここ笑うところです)。ダヨーン回リスペクトかよ。

『五男が最後まで残ったのはお布団の向かって左端からやられていって最後だからとか、ちびたの髪抜いたのが五男だからとかいうメタ的理由が一番ですけど、一番冷静に油断なくふるまっているのが随所に見てとれてやっぱりアイツ普段ネコ被ってるけど結構賢いよな
13:41 - 2017年12月12日』
『真面目さや優しさをアピールしてしまう前回の三男、次男と違う芯の強さを感じる
13:43 - 2017年12月12日』
『三男も割合冷静には振舞っていたんだけど思い込みの激しい性格のせいか詰めが甘く油断がある様子(そして転ぶ)
そこを見抜いてすばやく横抱きしてやる三男
恩ぎせがましい事も言わずさっと助け、さりげなく共闘し実にカッコいい
これが真のかっこよさだ(次男見てるか先週の次男~!)
13:46 - 2017年12月12日』
『次男君優しさに下心がある時点で全然格好良くないからな(苦笑)
13:47 - 2017年12月12日 』

二期は一期において次男の美点とされた部分がここごとく否定的に描写される傾向があります。私としては元々次男にはそういうところもあると思っているのでそれ自体は別にいいんですよ。ただどうしても人間あとから出た最新の情報の方が強く印象に残る物。「いい印象→悪い印象」は描写的にちょっと不利だしそういう意味で次男は不憫だなって感じますね。

一松なんかが一期の拗らせから徐々にまともなキャラにシフトしてるのと対照的です。

『でもまあ次男格好良くは全然ないけど、本人が意識してないところでの優しさは本物だと思ってるし、別に格好良くなくても優しいところもあるよ多分 多分な(でも格好良くはないよ)
13:48 - 2017年12月12日』
『それにしても五男カッコいいカッコいいとは言ってますがこの子も所詮おでん食い逃げ犯であることは忘れてはならないww
14:09 - 2017年12月12日』

まあこういうことで。

『11話はちびたくんが完全勝利したのが良かったね
こういう話だと復讐者が結局やられるパターン多いけどチビ太くんがやられると可哀想すぎて笑えないし…
18:11 - 2017年12月12日』
『普段(というか君時代も含めて)ちびたくん六つ子に色々やらかさてるし毛の件差し引いてもあれくらいやってもやりすぎという事はないだろう……
18:12 - 2017年12月12日』
『しかしみれば見るほど11話、働いてお金を稼ぐことの大切さを教えてくれる
お金があれば皆を買収できるし復讐も完遂できるし、ついでに両親はハワイへ行った
18:14 - 2017年12月12日』
『だって特に二期に入ってから六つ子たちがニートで良い目見たこと何もなくない?
(製作スタッフは我々に勤労の大切さを教えようとしているのか)(働きたくない)
18:15 - 2017年12月12日 』

世の中金ですね。

ところで今回出てきたイヤミ家にかつてカラ松に取りついていたあのフラワーの亜種らしきものが登場してます(同一フラワーかは不明。髪色はちょっと違う感じです)。イヤミとはとってもいい感じに見えます。

『11話のドブスちゃんについては何かあのドブスちゃんと同一人物なのか判別不能だけど(若干色違い気味な気もする)とりあえず次男と付き合ってた時よりイヤミと付き合ってる今回の身なりもいいし関係もよさそうで花の精は付き合う相手を写す写し鏡なのかもな
18:33 - 2017年12月12日』
『今期の次男君、四男からの執着を失い、兄弟からの信頼もなくし、ちびたくんとのほのかな友情もなくなり、はてはドブスまでいなくなって本気で空っぽな感じがする
18:37 - 2017年12月12日』
『まあいうて信頼なくしてるのは結構前からだし六つ子は六つ子でそれ以上でもそれ以下でもないからいうほどさびしい感じじゃないけど逆に言えば今の次男にはもうそれしかないんだよな
18:39 - 2017年12月12日』
『これは次男に限ったことではなく他の松全員に言えることだけど六つ子コミュニティが強化されて本気で一歩も出られない息苦しさがあるね
18:40 - 2017年12月12日 』

今回、外界の介入によりあっさりと六つ子は敗北。最後にチビ太君自身はトト子ちゃんという外界の住人に失った髪の毛をほめられることで自信を取り戻すという裏と表のようなストーリーが展開します。

六つ子の世界が完全敗北したのです。1クール目ラストまであと二話というタイミングでこれ。二期は本当に容赦がなさすぎです。

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