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24/7/2(火)15時半~ 「地域手当の格差をなくし裁判官の良心を取り戻す」訴訟提訴の応援を!(名古屋地裁)

津地方裁判所の現役の裁判官・竹内浩史裁判官(元名古屋市民オンブズマンメンバー)が国を相手に、「地域手当の格差をなくし裁判官の良心を取り戻す」訴訟を24/7/2(火)に提起します。

この裁判は、現職裁判官(津地裁裁判長)が自ら原告となって国を訴える前代未聞の裁判です。原告の裁判官の竹内浩史さんは、弱者の味方の弁護士から裁判官になったのですが、出世しないどころか憲法80条2項に反してまで報酬を減額されました。
減額は地域手当の格差を理由とされていますが、この格差は公務員全体にも関係するもので、この裁判は心ある「良心」を持った裁判官と、多数の国民の生活をも応援する裁判なのです。

三権分立が機能していない、裁判官の独立を求める、裁判官としてのプライドを持って判決を書いてほしい、裁判官が真に独立して判断ができるよう、ぜひ裁判も応援していきましょう!
名古屋市民オンブズマンとしても本訴訟を支援しています。
7/2の提訴の入廷行進へのご参加をよろしくお願いいたします。

※24/7/2(火)16時からの記者会見(愛知県弁護士会館3階)は、スペースが限られるため報道関係者のみ入室出来ます。
 別途、東京でもネットで会場をつないで会見の様子を見ることができます。
 愛知・東京以外の報道関係者は別途お問い合わせ下さい。
 詳しくは北村弁護士(052-211-2236)かメール office@ombudsman.jp でお問い合わせください。

入廷行進にお集まりください!
24/7/2(火)提訴「地域手当の格差をなくし裁判官の良心を取り戻す」訴訟
原告は現役の裁判官 竹内浩史 津地方裁判所部総括裁判官

2024年7月2日(火)
提訴 名古屋地裁
 15:20  名古屋地裁前集合
 15:30〜 入廷行進
 16:00〜 記者会見 愛知県弁護士会館3階「小会議室」
入廷行進、記者会見共に、竹内裁判官参加

連絡先
「地域手当格差をなくし裁判官の良心を取り戻す」訴訟・弁護団
 事務局長 弁護士 北村 栄
 名古屋第一法律事務所 電話〈052〉211-2236(代)

【これまでの報道】
2024年4月16日に竹内浩史本人が単独で提訴の意思を表明し、同日TVを含めた各マスコミで以下のような内容で大きく報道されました。
現役の裁判官 異例の国を提訴へ“転勤による報酬減額は違憲”
「津地方裁判所の現役の裁判官が、地域手当の支給割合に格差があるため転勤によって実質的に給与が減ったのは裁判官の報酬の減額を禁じた憲法に違反しているなどと主張し、国に対し、減額分の支払いなどを求める訴えを起こす方針を明らかにしました。現役の裁判官が国を相手に裁判を起こすのは異例です。」

【訴訟について】
(1) 訴訟名等
「地域手当の格差をなくし裁判官の良心を取り戻す」訴訟・弁護団
弁護団の略称は「地域手当裁判弁護団」 弁護団員は約40名(全国に)

(2) 訴訟の概要等
竹内氏が、国を相手に、地域手当が大きく減額されたことでその3年分(約240万円)の請求を求める裁判(行政訴訟の実質的当事者訴訟)。

(3) 主張のポイント
①国家公務員の地域手当の違憲・違法性
②裁判官に対する地域手当の適用による減額の違憲・違法性
③原告に対する昇格昇給差別の違憲・違法性

(4) 本訴訟の意義、伝えたいこと
①憲法で報酬が減額されないとされている裁判官にあっても、地域手当により大きく減額されている実態があること。
②公務員全般に適用されている地域手当には大きな地域間格差があり、その格差が不合理であること。
③ヒラメ裁判官でない良心的な裁判官は、転勤で地方回りをさせられ大幅な減収となっている実態があり、地域手当の格差は、まさに裁判官統制の大きな役割を担っていること。
④上記を解消し、国民の生活を豊かにし、司法の独立を取り戻すこと。

弁護士任官どどいつ集
弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集
https://blog.goo.ne.jp/gootest32




「このままでは裁判制度が危ない…」国を相手に「違憲訴訟」を提起 “現職裁判官”が語る、裁判官・公務員の“地域手当”「深刻すぎる問題」とは
弁護士JP編集部
2024年05月08日 14:14 弁護士JPニュース
https://www.ben54.jp/news/1130

裁判官の昇給・昇格の基準は「ブラックボックス」? “現職の裁判官”が語る、裁判所内部の「昇給・昇格差別」の知られざる実態とは
弁護士JP編集部
2024年05月20日 10:28 弁護士JPニュース
https://www.ben54.jp/news/1156

「宿直代」も、出張時の「特急券」も“自腹”…国を提訴する現職判事が語る、裁判官の“トホホな待遇”の実態
竹内 浩史
2024年06月18日 09:49 弁護士JPニュース
https://www.ben54.jp/news/1239

“裁判官の会議”は「見られたら、とても恥ずかしい」… 現職の敏腕判事の“勇気ある発言”を待ち受けていた「運命」とは
竹内 浩史
2024年06月22日 09:18 弁護士JPニュース
https://www.ben54.jp/news/1258


名古屋市民オンブズマン 地域手当問題
http://www.ombnagoya.gr.jp/tokusyuu/takeuchi/index.htm


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