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名市大理事長「千田特任教授は松雄副市長がご尽力しお招きした」

名古屋市立大学は23/8/20に名古屋市立大学寄附講座(近世名古屋学)開設記念「お城」連続講座「第1回 信長の城 -勝幡城から安土城へ-」を行い、会場468人が満員となりました。
撮影・録音・録画は禁止されました。

・名古屋市立大学寄附講座(近世名古屋学)開設記念 連続講座(取材のお願い)
 https://www.nagoya-cu.ac.jp/media/20230804press.pdf
・名古屋市立大学 なごや学研究センター
 https://www.nagoya-cu.ac.jp/affiliate/facilities/nagoyagaku/
・名古屋市民オンブズマンによるメモ
 http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/230820-1.pdf
 
なごや学研究センターは、2023年4月に設立されました。
名市大は、千田嘉博氏を2023年9月より名古屋市立大学特任教授(近世名古屋学)として招きます。

郡健二郎・名市大理事長は、開会のあいさつの中で、「今回の講座の定員は468人だが、今回2000名(4.4倍)の応募があった。なぜ名市大が千田先生をお招きしたのか。
松雄俊憲・名古屋市副市長がご尽力し名古屋市とコラボすることになった。
名市大は日経地域貢献度ランキングで全国1位。
https://www.nagoya-cu.ac.jp/media/20211005.pdf
国連SDGs取り組みランキング(医療と福祉部門)世界で7位、日本で1位。
https://www.nagoya-cu.ac.jp/sdgs-practice/20230602/
にもかかわらず名前が全国にとどろいていない。
即戦力が欲しいという思いから千田先生をお招きした。」と述べました。

千田特任教授の基調講演の後、パネルディスカッションに移りました。
集まった城好きによる高度な質問に順次回答しましたが、原史彦・名古屋城調査研究センター主査が「名古屋城南にある金シャチ横丁・義直ゾーンの南に、『名古屋城博物館』を作る予定」と述べたところ、会場から「へー」という声が多数上がり、知名度が低いと述べていたことが印象的でした。
なお、千田特任教授は博物館ゾーン整備基本構想検討懇談会の構成員です。
http://www.nagoya.ombudsman.jp/castle/220323-1.pdf

今後、年度内にあと2回連続講座を開催するとのこと。

今回、共催として名古屋市、名古屋市教育委員会の名前がありました。
23/6/3名古屋城バリアフリー市民討論会の後、市民が参加出来る名古屋城に関するはじめてのイベントでしたが、差別発言の経緯はおろか、現状の木造復元事業の進捗状況についても一言も触れられませんでした。

名古屋城調査研究センターは20名規模になっています。
名古屋市立大学寄附講座(近世名古屋学)も開設されました。
今回の講座にも2000人もの応募がありました。

名古屋市は23/3/14に「木造復元は順調にいって2032年度」とのべています(市は「23/6/3名古屋城バリアフリー市民討論会での差別発言の検証が終わるまで、バリアフリーについて進めない」としているので、もっと延びます)。

名古屋の歴史を名古屋市民をはじめ全国・全世界の人が知り、学ぶのは、いろんな方法があるはずです。
木造復元という「ハコモノ」はあと10年はできない前提で考えないといけないのではないかと思います。

千田特任教授が名市大に着任後、名古屋城木造復元事業はどうなるのか。
今後も注目していきたいです。


今後の予定
・23/8/21(月)10時30分~ 河村市長会見
  「障害者の自立と政治参加をすすめるネットワーク」申入れ(予定)
  13時30分~ 第3回名古屋市障害者施策推進協議会専門部会 名古屋市公館
・23/8/22(火)13時30分~ 第2回名古屋市障害者差別解消支援会議 名古屋市公館
・23/8/30(水)10時~ 「名古屋城バリアフリーに関する市民討論会」における差別事案に係る検証委員会 名古屋市公館
・23/9/9(土)13時20分~ シンポ「差別は許さない!名古屋城木造天守復元事業」(予定)
・23/9/30(土)14時~ 「名古屋城の有形文化財登録を求める会」の月例勉強会 市政資料館


・名古屋市民オンブズマン 名古屋城問題ページ
 http://www.ombnagoya.gr.jp/tokusyuu/goten/index.htm

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