十六夜のまるい月がさやかな光をなげかける晩に、少年はその子と出会った。 丘のうえまで、森の小径をぬけていくと、その先に大きな洋館が建っている。邸の庭にはたくさんの花が植えられていて、夜になるとほの白い月明かりをうけて、つぼみがゆっくりと花開く。開いた花びらの中央には、小さな卵がやどっている。そのなかで眠る雛が孵るまでのあいだ、花の世話をその子はしているのだという。 ぼくは庭師なんだ――と、月くんは言った。それから、おずおずとこんなふうにつけ加えた。 もしよければ、
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だいぶ前にエブリスタに投稿したものをアップしました。修正はしてません。 新作がない😿
ルビ機能がついたらしいので数年ぶりに再開してみることに。 といっても、アカウント作った時点では知らなかったんですけどね。 使い道を模索中。