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自分の苗

ヒスイカズラって知ってますか?

私は初めて聞きました。

調べてみると、フィリピンのルソン島に自生する長さ20mにも達する熱帯のツル性植物で、現地では絶滅が危惧されているようです。

花はオウムのくちばしに似ていて、色は翡翠色。
オオコウモリが好む色で受粉を媒介しているらしく、「緑の宝石」ともいわれていてるそうです。

なかなかのインパクト。

花言葉は、「私を忘れないで」
一度見たら確かに忘れられないですね。。


長男が、栽培委員になったよー!と、帰ってきました。

最近の私は、少し植物が育てられるようになり、
水やりや成長を見届けたり、花が咲いたね!と子供たちと喜びを分かち合う。
その時間がどんなに忙しくても、どんなにイライラしていても、無くてはならないものになっています。

なので、

私の背中!!
見てくれてるのね!

と大喜びしました。

後で。
誰もやる人がいなくて、先生から言われてやることになったと聞き、ちょっとがっかりしましたが。。。
いいんです。それは。

初めての委員会の日。
優しそうな委員長だった!
自分で苗を選べるらしい!と、喜んで帰ってきました。

二回目。
自分の苗を自分だけ選べなかった。どうしよう。。と帰ってきました。

授業中も、なかなか自分の納得できるものでないと進めなくて、よく自分だけできなかったと帰ってきます。

思い描いたこととのギャップ。
納得できない悔しさと、こだわりの強さ。
色々な感情があるのだと思うのですが、本人の焦りはよくわかります。

一緒に探そう!!
と言いかけると。

ヒスイカズラにしようかな。
みんなと違う、ちょっと変わった、面白いものを育てたいんだ。
かっこいいんだよね。

自分で探して選んだので、そうしたらいいと思い、内容を見てみると。

これは、かなり難しそう。。。

とっても学校でやれる感じではないので、他も探してみよう!と説得し。

ブルースターという花を自分で見つけ、名前と、見た目、色が変わるらしいというところで落ち着きました。


先生たちが苗を探してきてくれるそうで、まだ連絡はないのですが。

息子が栽培委員になってくれたおかげで、新しい植物を知ることができ、ヒスイカズラを探してきたときに、なかなか面白いのを見つけてくれたと、嬉しくなりました。

今まで一緒に楽しめるものがなかったので、まさか息子の委員会のことで、一緒に考えることになるなんて、思いもしませんでした。

ヒスイカズラは難しくても、こんな似たようなのありますよ!

私の周りには、相談できる植物の頼れるプロたちもいます。
こういう話をして、一緒に考えてくれる。

長男は花が嫌いで、私もすぐ枯らしちゃうし、植物なんておけないと思っていたのに。
植物をこんなに楽しめる人生になるなんて。


なかなかわからないもんだなと面白がっています。

自分で探し、ちょっとでも興味もてたのだから。
植物園にいっていつか本物をみてみたいし、ブルースターが叶うなら、愛着もって育てられたらいいなと思います。


まだまだ知らないものがたくさん。

ヒスイカズラ、是非調べて見てください。








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