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王者ヤクルト令和の野球

何か一つの要素ではない

ヤクルトの4年ぶり2度目の優勝で2022年の交流戦は幕を閉じました。ヤクルトは14勝4敗でパ・リーグ全チームに勝ち越しての完全優勝。貯金19でリーグも独走体制となっております。

村上の圧倒的な打撃で攻撃の作戦、走塁ミスを全て帳消しにしている以外は、山田哲人も今の所山田哲人にしてはそこまででもない。5番サンタナも怪我で欠いて、オスーナも打撃は低調。青木も西浦もいない。中村悠平も序盤いない時期があった。奥川も故障。一見するとどうしてもここまで強いのかわかりにくい点もあります。

ヤクルトを敵目線で見ると何が強いのか?一言で言えば、
NEORBEASEでお股・raniが求めるような勝利を追及したプレーが随所に徹底されている事が挙げられます。スポーツは相手にされて嫌なことを徹底する必要があります。野球は攻撃が表裏一体であり、とにかく守備ではアウトを増やし、攻撃ではアウトにならずに得点をとればいいのです。
何か一つの要素ではなく、これらが複合的に噛み合って積み重なり、相手からすると勝てないチーム力につながっているのです。特に守備側での狡猾さ、アウトに繋がるプレーの徹底ぶりが目立ちます。以下、列挙していきます。

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