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入社1年目の教科書




社会人8年目を迎えて読んでみた感想

50個あるルールの中から、社会人8年目を迎えた私が、大事にしたいと再認識した9個。
この本は社会人1年目か2年目かのときに1度目を通した記憶がある。
その時は「それは知ってる」とか「当たり前」と思ってみていたような気がするが
今読んでみると、それはそうとして、仕事を進める上で社歴がいくつになっても
基本となることだと思える。そんなものだった。
きっと、春を迎えるたびに読み返すんだなと感じた。


仕事における3つの原則

①頼まれたことは、必ずやりきる
点数はさておき、周囲から信頼される人物だと評価されれば次の仕事が回ってくる

②50点で構わないから早く出せ
50点の仕事に赤ペンを入れてもらってアップグレードすればいい
周りの力を使って、総力戦で仕事に挑め

完璧主義の人間ほど100点までやろうとするが、方向展開ははやい方がいい
仕事は完成度よりもスピードの方が先に重要
あとから完成させていけばいい、それが信頼信用に繋がってくるため

③つまらない仕事はない
何をするにも目的を持つ、あるいは設定し対応する


50項目あるうち、特に大事だと感じた9つ

3.「何のために」で世界が変わる

仕事の優先順位をつけるうえで、最も大事なのは締切日
仕事は手順を明確にした状態では降りてこないのが普通
依頼されたことに対し「これは何のために必要ですか?」と目的の確認をする

7.予習・本番・復習は3対3対3

例えば会議に出席するとして、会議の目的は?決定すべきことは?
その内容に対して事前に自分でも検討しておくこと
そしてその場できちんと発言すること(何かしら出すこと)
決定したことが次、何に繋がるのか復習しておくこと

12.アポ取りから始めよ

新人が先輩のように高い価値を1件から発揮するのは殆どまぐれ
とにかく数を経験し、自身の経験数を増やしていくこと
それができてきて初めて、新人なりの付加価値が付けられる

19.コミュニケーションは「メール」&「電話」

内容によってコミュニケーションツールは選択すること
重要な内容は「電話」に加えてエビデンスとして「メール」を残しておくこと

24.世界史ではなく塩の歴史を勉強せよ

網羅的に知りに行っても、定着することは難しい、的が広すぎるため
塩という1つのテーマに絞ることで、塩が与える経済と過去の歴史まで掘り下げる
するとお金同等と扱われていた時代までさかのぼり、結果社会を学ぶこともできる

34.相手との距離を誤るな

仕事は仲間であり友人友達といった距離ではない
親しいと思っているのも自分だけかもしれない
基本的に敬語を使い、相手との距離関係性が確認できてから近づいていくこと
それが下手な人は、やらない方がいいと思う

35.叱られたら意味を見出せ

否定ではなくて、仕事で行った行為に対しての厳しい指摘だと思え
悲観的になるのではなく「なぜそのように意見をもらったのか」
重要なのは原因に自身がきづくこと、それを改善するための行動をすること

44.苦手な人には「惚れ力」を発揮

人間関係をストレスにしない方法、それが「惚れ力」
嫌い、苦手な部分は単なる特徴と認識して、そこを掘り下げない。
その人の尊敬するところ、マネしたいところ、自身より優れているところへ「惚れる」

45.ペース配分を把握せよ

例えば9時~5時勤務、1日の中で個人的に最も集中できる時間があるはず
ピークをどこに持ってくのかを把握していると仕事も進めやすくなる
個人的には、PCに向き合っているよりも行き帰りの電車や駅から家までの帰り道に
パッとアイディアが浮かんで、そこからカタチにするのはとても速い。
だから正直そのタイミングを待つしかないこともある。でもそれが人間。




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