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プロペラ機に乗って久米島へ初上陸

初めての久米島は、私の想像とは少し違っていました。私の故郷石垣島や八重山の島々からのイメージは、海と畑と深い緑の森林が真っ先にに浮かびます。確かに、久米島もおおよそそのように見えます。ただ、地図を広げ全体像をみると、他の島々に比べたら、緑地が少なく感じました。
かつて琉球王朝が栄えていた時代に、久米島は、立地的に外国との交易に重要な位置にあり、お城跡もあり、小さな島とは思えない歴史的な遺産もたくさん残っています。当時の繁栄を感じることが出来る魅力的な島でもあります。

ミーフガー
久米島紬ゆいまーる館

久米島では、20〜30年前のある時期に政治の力で、国や県の予算で、公共事業が盛んに行われ、道路や農地、施設がたくさん整備されたそうです。コンクリートの建物も多く見かけます。
でも、それを維持するための予算はなく、維持や運営の費用のために町の負担が増え、財政難と人口減少で以前より活気が無くなっていると聞きました。それに加え、開発による赤土流出で自然被害もあり、海の生き物も減り、観光業にも影響を与え、たくさんの悩みを抱えているそうです。島に、緑地が少ない理由は、開発の影響もあるようです。

宇江城城跡

久米島ホタル館を訪ねました。
設立された佐藤さんたちは、20年かけて、絶滅しかけていた蛍が住める環境を蘇らせたそうです。今では、いく種もの蛍が生息するそうです。周辺に住むいきもののことも学べます。またゆっくりと来てガイド付きツアーにも参加してみたいです。
同館は、地元の子供たちと一緒に環境のことを学んだり、体験学習したり、レポートをまとめたり、手作り感のある温かい施設です。久米島に行かれる際は是非行ってみてはどうでしょうか?

町営久米島ホタル館
色々な種類のホタル


目先のことばかりではなく、長年かけて、自然を蘇らせる努力をされていたり、島の子ども達に、島の誇りを持たせることの重要性を伝えている方もいらっしゃいます。
私は、島んちゅだから、ついつい、あちこちの島の明るい未来、島のあるべき姿を願ってやみません。

可能なら、まずは、出かけて感じることかなと思いました。

台所から生まれたアート
おままごとらぼ
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ホテルから
イーフビーチ

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