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2/1347 №1/スパゲティのニンニクとオリーブ油和え(生仕立て)

続いてルーチンワークを更新していくことにしよう。
やはりレシピブックだけあって最初から紐解いていくと元素的なモノにぶち当たるもんで。

だがいやいや、茹で上げたパスタをオイルとニンニクで和えて直の塩で味付けだって?(笑)
現代のパスタの定理を完全無視してますやん。
んまあ、我が家にある高級塩と鶴橋で手に入れた極細引きの唐辛子、一番高いオリーブオイルで対応してみる。

麺はディチェコの乾麺。
袋に書いてある通りの時間茹で上げたらいい。

レシピ通り、器は温めておく。
さあ、どう出るか。

茹で上げた麺はボウルにあけ刻みニンニク、オイル、唐辛子に煽りながらゆっくり馴染ませていく。

スパゲティのニンニクとオリーブ油和え(生仕立て)

なぜ生仕立てかというと、茹で上げた麺以外は全て生だからだ。
しかし……ニンニクが生ってのは孤独のグルメでも出てきた第一亭のパタンくらいなもんで……

イザ実食。

な ん だ こ れ
明らかにペペロンチーノではない。

オリーブオイルの芳醇な香りが鼻を突き抜ける。
そこにクリスマス諸島のパウダー岩塩のエン味、粉唐辛子の風味。

や ら れ た 。

嘘みたいに美味い。
こんなシンプル。
しかも現在のパスタにおける定理を完全に無視した仕様。

生ニンニクすげぇ……

シンプル・イズ・ベストなんて良く耳にするがコレはソレを地で行っている。

麺を手繰るフォークが止まらないのよ。
生ニンニク?臭いじゃん。
━━━━とか思わないでどうか試してほしいこれは。

レシピにはないけれど、パルミジャーノチーズを追いがけしたら極楽状土だったことをお知らせしときます。

なんという楽しい旅路。