リンガーハットと王将、中野の街

街にくり出して、そうだ外食しようと思い立って、しばらくぶらぶらして。なんのかんの、この二択になっちゃう。リンガーハットと王将って、なんつーのか、チルいんだよな。ほかの、日○屋とか大○屋とか、花○うどんとかはさ、なんでなんかなあ、どうも落ちつかない。俺的には。

リンガーハットでは餃子を頼み、王将ではちゃんぽんをすすっている。王将は店名を読んで字のごとく「餃子」が看板メニューである。「餃子の」って宣ってるだけあって、冷凍ではなく、毎日工場からの直送。

リンガーハットの餃子は冷凍っぽいが「…王将より旨くね?」って、思う。スナック菓子のごとくパリッとしてる感じが、イイ。一方、王将のちゃんぽんも、リンガーのお株の奪いっぷりにおいて引けをとらない。メニュー最強候補の一角。リンガーハットのがいかに物足りないか、これ食べたら良くわかる。

あともう一つ、お店の選択肢があれば最高なんだけど、なかなか思い浮かばないんだよなー

大昔、中野に住んでた頃は、この二択にさらに町中華が加わり、万全のラインナップであった。あと、たまに鬱っぽくなったら、サンモールんとこの寿司食いにいったり。

カンニング竹山はしょっちゅう遭遇していた。ちょうど彼が「なかの小劇場」を主戦場としていた頃だ。世間的な認知度はなくとも中野区限定でいえば、すでにしてカンニングは大スターで、全盛期の漫才は、竹山のボヤキが嵩じて完全アウトな、反社会的な内容になってくると、中島がマジ切れして、「黙れ!」といって竹山の髪を鷲づかみして往復ビンタをくらわす...
といったような過激なものだった。町中華のテレビを前に、爆笑してたっけ。

ほんといい時代だったよ。

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